11月8日(木)、パリの冬の風物詩の一つ、シャンゼリゼ大通りの点灯式が11月22日に行われると発表されました。点灯するのは、世界的に有名なファッションデザイナーであり写真家のカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏です。
今年は「史上初の赤」
毎年11月に点灯されるシャンゼリゼ大通りのイルミネーションは、パリ市民のみならず世界中から来る観光客からも注目され、クリスマスシーズンを盛り上げる一大イベントの一つです。
ブラシェール・イルミナシオン(Blachère illumination)社が演出を手がけた今年のテーマは「燃えるような輝き」(Flamboyance)です。
LED電球による省エネ効果の向上と、照明効果を最大限にするデザインを除けば特に斬新さはないようですが、シャンゼリゼ大通り組合(comité Champs-Elysées)の代表、ジャン=ノエル・レナート(Jean-Noël Reinhardt)氏によると、今年は「史上初の赤」を起用するそうです。
11月22日19時、カール・ラガーフェルド氏が点灯
イルミネーションのデザインと共に毎年注目されるのが、点灯式で点灯する著名人です。
昨年は俳優ジョニー・デップとフランス人歌手ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)の娘でシャネルのモデル、リリー=ローズ・デップ(Lily-Rose Melody Depp)が点灯して話題になりました。今年は同じくシャネルのファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド氏です。11月22日19時に、シャンゼリゼ大通りの400本の木を点灯します。
点灯を依頼する著名人の選抜についてレナート代表は、「ラガーフェルド氏はファッションデザイナーである共に写真家としても活躍するなど、私たちがアピールしたいフランスの卓逸を代表するにふさわしい芸術家」と、コメントしています。
執筆:マダム・カトウ