今回の一言フランス語は、気を遣わなくて良かったのに〜!訪ねてきてくれたお友達がお土産や花束をくれたとき、日本人の私たちなら自然に出してしまう一言ですよね?もちろんその後にお礼を言うのは欠かせませんが。
フランスにもある「遠慮の表現」
そういう遠慮の一言って、フランスにも存在するの?と思われた方は多いと思います。だって自分を卑下したり、相手に気を遣いすぎるという印象はあまり無いですよね。でも存在するんです。私も最初聞いたときは驚きました!その方は女性で、とても気配りが細やかな性格の人なので、彼女だけが言うのかと思ったのですが、実は一般的でした。
さあもったいぶらずにフランス語ではどう言うのでしょう?「気を遣う」なんて、まさに日本特有の言い方ですもんね。一語一句を訳さずに意味だけを拾ってフランス語にすると・・・とーっても簡単!正解は・・・
Il ne fallait pas !(イルヌファレパ)
あれです、非人称構文の “il faut …“の半過去否定形で、直訳は「必要は無かった」→「よかったのに」となります。文自体も発音も、すごく簡単でしょう?もちろんフランス人全員が言うわけではありませんが、こんな感じで使われます。
Il ne fallait pas ! Mais merci, c’est gentil .
後半のMerciは大事ですね。
あとがき
誰かに差し入れやお土産をプレゼントされたら、ぜひ言ってみましょう(笑顔はキープですよ)!
執筆 Miwa