ミラノ・コルティナ2026冬季五輪、本日開幕 フランスは21個のメダル狙う

2026.02.06

2026年2月6日(金)、本日フランス時間20時に開幕式を迎えるミラノ・コルティナ冬季五輪、フランスからは過去最高の161名からなる選手団が参加します。前回2022年の北京冬期五輪で14個のメダルを獲得したフランスは、今回21個のメダル獲得を目標にしています。

 

フランス メダル目標50%増

フランスはバイアスロンの強豪国として知られています。

前回の北京大会で一人で5個(金2、銀3)のメダルを獲得した、バイアスロン男子のカンタン・フィヨン=マイエ(Quentin Fillon Maillet)選手はもとより、直前のワールドカップでは射撃20/20の満点で優勝し、世界ランキング1位のエリック・ぺロ(Eric Perrot)選手に大きな期待が寄せられています。

バイアスロン女子では、2位に大差をつけている世界ランキング1位のルー・ジャンモノ(Lou Jeanmonnot)選手、ワールドカップで何度も優勝経験のあるジュリア・シモン(Julia Simon)選手が注目されます。

山岳スキー、女王ハロップに金メダル期待

フランス選手の層が厚い山岳スキー、特にワールドカップ総合で4連覇中、女子の第一人者、エミリー・ハロップ(Emily Harrop)選手に金メダルが期待されています。

2020年の冬季ユースオリンピックでフランスに3つのメダルをもたらしたマルゴー・ラヴィネル(Margot Ravinel)選手、男子では2023年の世界選手権で優勝のチボー・アンセルメ(Thibaut Anselmet)選手、男女混合リレーでハロップ選手と組んで優勝したパブロ・ジネール・ダルマッソ(Pablo Giner Dalmasso)選手など層の厚さが感じられます。

アルペンスキー・スラロームでは世界ランキング2位のクレモン・ノエル(Clément Noël)選手が注目されます。

アイスダンス、シゼロン入賞なるか?

北京五輪で金メダルを獲得、世界選手権で数回の優勝経験を持つ、フランスアイスダンス界のスター、ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)は、長年のパートナーガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)に替わり、昨年よりローランス・フルニエ=ボードリー(Laurence Fournier Beaudry)選手とのペアを組み、今年一月に開催されたヨーロッパ選手権で優勝しています。

フィギュアスケート男子

フランスおよびヨーロッパ選手権で2回の優勝、世界選手権で2位、現在世界ランキング4位のアダム・シャオ・イム・ファ(Adam Siao Him Fa)選手に大きな期待が寄せられています。

そのほか、スノーボード・クロスでは冬季五輪出場4回目で世界ランキング5位のクロエ・トレプーシュ(Chloé Trespeuch)選手がメダルを狙っています。

 

初出場の仏アイスホッケー女子、プロは3人だけ

医者、会社員、学生と、オリンピック初出場のフランス女子アイスホッケーチームは、プロ選手の三人を除いて全員アマチュアの選手で構成されています。

フランス代表のフォワード、アナエ・シモン(Anaé Simon)選手は、「アイスホッケーでの収入はありません。逆にアルバイトで稼いだお金はすべてホッケーのために消えていきます」と語る通り、リヨンのクラブチームの登録料も用具も自腹で払っています。時にはスポンサーの支援がありますが、スケート靴は一足1,000ユーロ(約185,000円/1ユーロ=約185円)もするのです。

昨年のシーズン、チームの主将、ロール・ボドゥリ(Lore Baudrit)選手は、週40時間アウディで駐車係の仕事を朝7時から15時まで行い、午後は筋トレ、夕方からリンクで練習を重ねていました。この仕事は、彼女の所属するクラブチームが本人の経済的安定確保のために紹介してくれました。

オリンピック選手への支援わずか、仕事、家庭との両立に苦労のアスリート

フランス代表になりオリンピックへの出場をめざす選手には、ようやく年間15,000ユーロ(約2,770,000円)の報酬が保証されるようになりました。ただし、実家に住む学生ならまだしも、この報酬だけで暮らしていくことはかなり困難なため、就業している選手がほとんどです。

選手が就業している場合、試合参加で無給休暇を取った場合の給料が補填されます。

仕事と家庭、そしてハイレベルなアスリートの両立は大変なものですが、フランスのアイスホッケーリーグにはプロの契約がありません。

そのため、クラブチームから報酬をうける契約をしている3人の選手は、スイスのチームに所属しているのが現状です。

また、若手で実力のある選手の中には、北米のプロチームを目指す人もいます。

フランス代表はすでに初戦でイタリアに4ー1で大敗しています。(現在、日本と対戦中)

執筆:マダム・カトウ

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