フランス 11日より条件付きで非常事態宣言を解除

2020.07.03
Download PDF

フランス非常衛生事態解除可決

7月3日(金)、フランスにおける新型コロナウイルス感染拡大に伴い3月24日に発動された「非常事態宣言」が7月11日より「条件付き」で解除されます。

 

行動制限、人数制限の解除

非常事態宣言により、フランス政府は国民に対し「行動の制限」や「集会の禁止または人数制限」などを強制することができましたが、昨日国会で解除が決議され、今後は国民の自由な移動や行動を「禁止」することはできなくなります。

これに対し、保健大臣(ministre de la Santé)のオリヴィエ・ヴェラン(Olivier Véran)は、新型コロナ感染第二波を警戒し、「非常事態宣言を解除したからといって、衛生管理上の対策を怠ることはできない」と慎重な姿勢を見せています。

今回の決議で非常事態宣言は解除されますが、衛生管理を理由にした一部の法令は残されています。

ちなみに、感染拡大が続くフランス海外領土のフランス領ギアナ(Guyane française)とマヨット(Mayotte)に関しては、10月30日まで非常事態宣言は解除されません。

 

マスクの着用や検査の義務など、一部法令は変わらず

フランスでは、3月17日からの《ロックダウン》で約2ヶ月間にわたる国民の行動制限が行われましたが、7月11日以降にもし再度このような「外出禁止令」を発令するには新たに非常事態宣言を行う必要があります。

しかしながら、現在もフランス各地で発生しているクラスターを食い止めることを理由に、今後も政府は感染拡大が再発した限定的な地域において、商店や公共施設、学校などの一時的な閉鎖を命令することができます。

また、公共交通機関を利用する際のマスクの着用義務や、海外への渡航にPCR検査を命じる可能性を残すなど、衛生管理上の法令も維持されます。

これに対し野党は、「解除はだまし絵」(社会党:Partie socialiste)や「偽装解除」(共和党:Les Républicains)、「衛生管理を理由に、政府反対デモを制限をしようとしている」(極左「屈しないフランス党」:La France insoumise)と一斉に非難しています。

執筆:マダム・カトウ

オンラインフランス語学校アンサンブルアンフランセは、プロの講師によるマンツーマンのスカイプレッスンが1回1500円~受講できます。いつでもどこでも手軽に受講できる利便性と生徒一人一人にカスタマイズされた質の高いレッスンが好評です。→フランス語無料スカイプ体験レッスンはこちら メールマガジンであなたのフランス語学習をサポートする情報をお届けします。フランス語メールレッスン