2018年4月 アサド大統領のレジオン・ドヌール勲章をはく奪の手続きへ

2018.04.17
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16日(月)夜、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が、シリアのバシャール・アル=アサド(Bachar al-Assad)大統領のレジオン・ドヌール勲章(L’ordre national de la légion d’honneur)をはく奪・除名する手続きを開始する、と発表しました。

アサド大統領は、2000年に父のハーフィズ・アル=アサド(Hafez al-Assad)元大統領の死去後に大統領に就任して間もなく、当時のフランス大統領であったジャック・シラク(Jacques Chirac)元大統領より、閉鎖的であったシリアを西側諸国へアピールする役割をはたし、腐敗した国内の政治を一掃したとして、2001年にレジオン・ドヌール勲章の最高位「グラン・クロワ(grand-croix)」を授与されました。

 

以前よりアサド大統領のレジオン・ドヌール勲章のはく奪が議論されてきましたが、ここ数ヶ月間は中断していました。しかし、先日のアサド政権による塩素ガスやサリンと言った化学兵器使用の疑いが強まり、再び除名に向けた手続きが再開されました。

2010年以降、名誉に反する行為をした外国人への除名が容易になり、過去にはアメリカの元自転車選手、ランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が禁止薬物使用で、またイギリスのファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)氏が人種差別発言を繰り返したことにより、除名されています。最近では、性的暴行で告発されたアメリカの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏も、現在除名の手続きが進められています。

フランス人の場合は、1年間以上の禁固刑を受けた人もしくはフランス国籍を喪失した人は、自動的に勲章をはく奪・除名されます。

執筆:Daisuke

 

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