「一言フランス語」のコーナーです。今回の一言はタイトルにもありますように…「彼は私のタイプじゃない」。あくまで例文ですので、主語は「彼女」でも「物」でもいろいろなケースに使える表現です。
「タイプ」を表すフランス語って?
これをフランス語にするといったいどうなるでしょうか? 主語は「彼 il 」でOKとして、動詞を何にするか。そして「タイプ」を表すフランス語の名詞は何なのか…
“un type“(ティップ)という名詞は存在しますが、意味は「形、類型、種類」でいまいちピンときません。しかも話言葉(くだけた言い方)で使われる un type は「男、やつ」という意味だったりします!
正解は?
さて気になる正解は…Il n’est pas à mon goût.
「タイプ→好み」と置き換えて、名詞 “le goût” を使うんですね! そして名詞の前に前置詞「à」が入っているのもポイントです。
「彼は私の好みのタイプ「に」当てはまっていない」という言い方をするんですね〜。à に要注意ですね!
とても便利な一言
上にも書きましたが、この表現は異性の好みだけでなく、物やデザインなど主語をさまざまな名詞に替えて使えます。とても便利な一言です! ぜひ「使える一言」の引き出しに入れてあげてくださいね。
執筆 アンサンブル講師Miwa