はじめまして、KEIJIです。私は2017年まで6年間、画家としてアーティスト活動をするためフランスに滞在していました。
パリという街には芸術のエッセンスがたくさん散りばめられており、生活していく中で芸術の国フランスのリアルな姿を日々発見することができました。
連載のタイトル「La vie en アート」は、フランスの著名な歌手であるエディット・ピアフの曲「La vie en rose」から引用したものです。この曲を聴くと、パリの情景が心に浮かびます。原題を翻訳すると「人生はバラ色」ですが、私にとってパリは「人生は芸術(La vie en art)」と感じられる場所でした。
フランス語はおもに、当時の職場のフランス人同僚や現地で出会った友達との意思疎通を通じて学びました。これまでのキャリアでも外国人と仕事やプライベートで関わることが多かったので、「語学は実生活から学ぶもの」だと感じています。
このコラムを通じて、いち日本人画家が見たフランスの姿を「アート」を通してお伝えするとともに、6年間のパリ滞在で感じたことや知識を皆さまと共有していきたいと思います。また「アートにおけるフランス語」という観点からもお話ししていきます。
それらが皆さまにとって何かしらの気づきとなり、ひいてはフランス語やフランス文化に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
執筆 KEIJI
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