皆さま、フランス語の勉強はいかがでしょうか。今回はとてもやさしい表現をご紹介したいと思います。
詳しく言えば、スラングです。俗語だからとはいえ、効果的な言葉である以上、フランス人は良く使います。従って、フランス語の学習においては知っておくべきではないかと思います。
俗語その1 Je suis vert(e).
まず、 Je suis vert(e). お分かりでしょうか。
直訳すると「私は緑色です(青?)」になりますが、無論本当の意味は異なりますね。実は「あきれた!(うんざりだ)」という意味で使われています。
どのような時に言いますかと言えば、わずかな誤りでし損なった時や、誰かの成功に対して嫉妬した時などです。つまり、真実が辛くて受け入れたくない時です。
例文:
A – Tu as entendu ? Maurice a gagné 10 000 euros !
B – Quoi ? Je suis vert(e) !
俗語その2 au pif
そして、 au pif もあります。
Pif という言葉はそもそも鼻のことを示します。フランス語でも、日本語でも鼻のことは嗅覚だけでなく、人間の本能にも関連します。例えば avoir du nez と言えば「鼻が効く」と同じ意味になりますね。
さて、 au pif で何かをすれば・・・「理性ではなく、本能に基づいて」する、ということになります。場合によって「当てずっぽうで」という意味にもなります。
例文:
A –Tu as réussi l’examen ?
B –Non, pas vraiment : j’ai répondu au pif !
俗語を使うときの注意点
今回はその二つだけにしておきましょうか。
さてと、ご存知でしたか。最後に、俗語ではあるので、あらたまった場面ではお使いにならない方がよいでしょう。
その反面、お友達と是非使って下さい!
執筆 Matthieu
※上記の日本語はMatthieu先生が書いたものに一部修正を加えたものです。
日本語が堪能なMatthieu先生は、レッスンでも日本語可能です。ぜひ一度お試しください。(スタッフ)