パリに行くことが決まり、急いで始めた荷造り。基本的に「荷物は少なく、現地調達」をモットーにしている私ですが、事前の調査と友人からのアドバイスを受け、日本から持っていくことにしているアイテムをご紹介します。
これから海外に旅行、滞在する予定のあるどんな方にも参考にしていただきたい5アイテムです!
スーツケースに入れたい5アイテム
「折り畳み傘」-フランス人は傘をささない?
渡仏前、「フランス人は傘をささない」とよく耳にしていました。雨に降られても傘をささずに、颯爽と歩くパリジャンとパリジェンヌ…かっこいい!なんて思っていました。
しかし実際目にしたのは、雨が降るとスマートに折り畳み傘を出す姿! しかもパリでは想像していた以上に「にわか雨」が多いのです(それもかなりの激しさなんですよ)。
日本の傘は機能性・デザイン性ともに抜群ですので、持って行って困ることはありません。
「食品包装用ラップフィルム」-ピッと切れるのが嬉しい
「絶対あると便利だよ」と多くの人がアドバイスをくれたのが「ラップフィルム」。もちろんパリでも購入できますが、日本の製品ほどピタリと止まらない。なにより付属カッターの切れ味が良く、お料理中のストレスも軽減されます。私は大小サイズ違いを3本ずつスーツケースへ入れました。
ちなみに保存容器などはスーパーに数多く並んでいますので、現地調達も十分可能ですよ。
「下着」-おしゃれすぎない普通のもの
毎日の生活に欠かせない下着。パリには女性用の下着を扱うお店が多いのですが、売られているものはデザイン性が非常に高い。可愛らしくお洒落ではあるのですが、布面積が小さすぎて心もとないかも。
そのため、日本で普段から使っているものがあるとホッとします。日本の下着を多めに用意しておくのがオススメです。
ちなみに男性の下着は、日本のものとデザインはそれほど変わりません。
「日本の食材」-食べたいけど高い!
何でも揃うパリには日本食材店もありますが、お値段は日本の3倍ほど。出来ることならお好きな日本の食材を冷凍するなどして、スーツケースに忍ばせたいものです。
私が個人的に無いと物足りなく感じるのは納豆。フランスに10年住む友人は、帰省のたびに段ボール箱いっぱいに納豆を入れて持ち込んでいるとか。
「洗濯ネット」-フランスにはあまりない
洗濯の際には衣服の痛みや色落ちに悩まされます。少しでもお洋服へのダメージを減らしたい、そんな時に欲しくなるのが洗濯ネット。日本では100円ショップで安く簡単に手に入り、大中小さまざまなサイズのものが揃っています。
フランスのスーパーではなかなか見つけられないので、買っておくと便利です。衣服を痛ませることなく、パリでオシャレも楽しみましょう!
番外編・現地で買ったほうがいいものは?
洗剤やシャンプー
誰しも愛用している洗剤やシャンプーがありますよね。普段日本で使っているものをフランスでも使いたくなりますが、フランスの水は硬水。日本の製品を使っても、泡立たなかったり、洗剤としての効力を発揮しなかったりと相性が悪いのです。郷に入っては郷に従え!の言葉通り、自分に合う現地のものを探すほうが良さそう。
とはいえ私も現在模索中。ぴったりのものが見つかりますように…。
必携アイテムはお守り。現地調達に慣れましょう!
ここまで、日本から持っていくと便利なアイテムをご紹介しましたが、基本的には食料品も生活用品もパリで調達します。商品のフランス語表記を、辞書片手に訳しながらお買い物するのもフランス生活の醍醐味。生活を通して、さまざまなフランス語をどんどん学んでいきたいと思います。
執筆 YONNE