種類たくさんで迷っちゃう?フランスでのシャンプー選びに使える単語帳

2021.02.17

シャンプー

フランスに来て早2年。私はいまだにスーパーや薬局でシャンプーを買う際に、棚の前であれでもないこれでもないと悩んでしまいます。

理由は二つ。ご存知のようにフランスのお水は基本的には硬水で、ヘアケアを怠ると髪の毛はもうギシギシのバリバリに…。ずぼらロングヘアの私の髪は大変なことになってしまうから。

そしてもう一つの理由は、なんといってもフランスには驚くほどたくさんの種類のシャンプーが揃っているから。迷わずにはいられないのです。下の画像をごらんあれ!

一つのブランドをとっても、ダメージケア用、カラーリング用、白髪用にブロンド用、頭皮用などなど…。さまざまな髪質に合わせた商品が存在します。せっかくなら、多数ある中から自分にぴったりなものに出会いたいですよね。

ということで今回は、実際に商品に表記されているフレーズを使いながら、髪質やもたらす効果を表すフランス語をお勉強していきましょう! 形容詞のボキャブラリーの習得にもつながりますよ!

 

まずは基本の単語チェック

shampooing / shampoing シャンプー
après-shampooing / après-shampoing, rinçage リンス

シャンプーとリンス、同じシリーズのものは日本同様、上の画像のように同じ色のパッケージになっているので合わせて購入しやすいです。ですが…

間違えやすいデザイン

ここで問題。下の画像はどちらがリンスで、どちらがドライヤーで髪を乾かす時に使うヘアクリームでしょうか?

見た目がとても似ていて、一見どちらがどれだかわからないですよね。正解は、左がリンスで右がヘアクリームです。

洗い流さないオイルやヘアクリームには、sans rinçage(洗い流しなし)の表記があります。フランスではシャンプーやリンス以外にヘアケア商品もたくさん売っています。間違って購入・使用しないよう表記をよく確認しましょう

髪の状態を表すフランス語

基本をおさえたところで本題にはいりましょう。シャンプーやリンス、各種ヘアケア商品にはそれぞれ「どんな髪質の人向けか」「どんな効果をもたらしてくれるか」という情報がパッケージにしっかり書かれています。自分の髪の状態を表すのはどんな単語なのかチェックして、ぜひお買い物に役立ててください。

髪質・ダメージの状態部門

cheveux normaux 普通の髪
cheveux épais 毛量の多い、濃い髪
cheveux fins 細い、薄い髪
cheveux sans volume ボリュームがない髪
cheveux colorés 染められた髪

cheveux abîmés いたんだ髪
cheveux fatigués 弱った髪
cheveux secs 乾燥した髪
cheveux ternes くすんだツヤのない髪
cheveux exposés au soleil 日焼けした髪

cheveux indisciplinés 整えにくい髪
cheveux difficiles à coiffer 整えにくい髪

髪の毛は複数形なので、形容詞も複数形になります。形容詞の勉強にもなりますね。

カラーリング・ヘアスタイル部門

cheveux blonds ブロンドの髪
cheveux bruns 褐色の髪、ブルネット
cheveux blancs et gris  ホワイトヘアー、グレーヘアー
cheveux méchés / balayés メッシュの髪

cheveux longs 長い髪
cheveux frisés カールした髪

頭皮の状態部門

cuir chevelu sensible  敏感な頭皮
cuir chevelu irrité 荒れた頭皮

ちなみに私は…

思いつく限りのものを並べてみました。このように、髪の健康状態からヘアスタイルに至るまで、シャンプーやリンスには沢山の選択肢があるのです。

ちなみに私は髪が長くパサパサになりやすいので cheveux très sec(とても乾燥した髪)という表記のものをチェックします。もちろん、シャンプーとリンスと洗い流さないオイルの三段構えです!

 

Effet(効果)をあらわすフランス語

商品によってその効果についての表現はさまざまですが、だいたい以下のようなフレーズが並んでいます。実際にスーパーに並んでいる商品から引用してみましょう。

anti-dessèchement 乾燥を防ぐ
anti-pelliculaire ふけを防ぐ
anti-chute 抜け毛を防ぐ
couleur prolongée  カラーリングを長持ちさせる(色の長持ち)
hydrater les cheveux 髪に潤いを与える
nourissant 髪に栄養を与える(栄養価の高い)
douceur なめらかな質感をもたらす(手触りの良さ、なめらかさ)
brillant 輝きを取り戻す(輝き、艶)
activateur de reflets pour blondes ブロンドヘアに輝きをもたらす(ブロンドの色合い、光沢を活性化する)
réparation ダメージヘアに最適な修復成分が入っている(修復)
fortifiant 疲れた髪を生き生きとさせる(元気をつける)
Tous types de cheveux どんな髪質にも対応(すべてのタイプの髪)

なかには détox と書かれているものもあります。髪の毛にデトックス(解毒)とは?とイマイチピンときませんが、浄化して綺麗にするというイメージから、余分な汚れを取り除くという意味で使われているようです。

ノンシリコンのシャンプーやリンスが好みだという方は、sans silicone と表記されているものをチョイスしましょう。オーガニック大国のフランスですから、BIOシャンプーもたくさんありますよ。

私自身は、ダメージケア用の商品を買う際に intensif(集中的な、徹底的な)と書かれているものをよく選びます。なんだか効果が高そうな気がしますよね?!

 

最後にYONNEのおまけ情報!

シャンプーと髪の毛との相性の良し悪しは本当に人それぞれ。地道に試してみないと自分に合ったものと出会うことはできませんが、ここで髪の毛パサパサ族の私が使ってよかったプチプラシャンプーをご紹介します。

KLORANE シリーズ

こちらは薬局などで簡単に手に入りますし、とにかく種類が豊富で選ぶのが楽しい(そして種類がある分、悩ましい)。私は写真の cupuaçu(クプアス)やオレンジカラーの mangue(マンゴー)の香りのものが比較的合っていました。

FURTERER シリーズ

日本でも売られているブランドなのでご存知の方も多いはず。フランスでは日本よりもかなり安く手に入ります。頭皮にも優しくナチュラルな使い心地とのことで、私は現地の美容師さん数人からお勧めいただきました。

フランスにお越しの際、気になる方はぜひ試してみてください。

シャンプー選びの準備は万端!

さあ! これでフランスでのシャンプー選びの準備は万端ですね。シャンプーを選べば選ぶほど、単語(特に形容詞)も多く知ることができますよ。

そして私のシャンプー探しの旅は、まだまだ続きそうです…。それでは! A bientôt♡

執筆 YONNE

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