1月9日(月)夜、ヨーロッパと北米を訪問中の岸田首相は、マクロン大統領の案内で、パリ・ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)を訪問しました。
ヨーロッパ・北米の訪問
岸田首相は9日にフランス、10日にイタリア、11日にイギリス、そして今後カナダと米国を訪れます。この訪問の目的は、2023年5月に広島で開催される予定のG7サミット(首脳会合)に参加する各国の国家元首と再会することです。
約半年ぶりの再会
今回、岸田首相がマクロン大統領と会うのは約半年ぶりとなります。直近では、2021年6月、岸田首相はG7サミットのためドイツで会談、2021年7月には安倍元首相の追悼のため電話会談を行いました。
フランスと日本は「特別なパートナーシップpartenariat d’exception」と表される、緊密な外交関係を維持しています。
ノートルダム大聖堂への訪問
ノートルダム大聖堂は、2019年4月の大火災(こちらの記事)以来、再建工事を行っています。
特別に案内
岸田首相は今回、マクロン大統領との夕食と会談に先立ち、工事中のノートルダム大聖堂を訪れました。マクロン大統領が、工事開始後のノートルダム大聖堂を外国の国家元首に案内したのは、今回の岸田首相が初めてといいます。
訪問後にマクロン大統領は、ノートルダム大聖堂は「逆境に対する、再建への意志のシンボル」であり、「遺産にかんするフランスの並外れたノウハウを示すことができた」、とコメントしています。
ノートルダム大聖堂は2024年までの完成を目標としています。
日仏首脳会談
岸田首相とマクロン大統領との会談では、フランスが、G7サミットの議長を務める日本をサポートし、ウクライナを支援するG7サミットの行動へ協力することへの意志を示しました。
また、エネルギー問題、安全保障、振興テクノロジー、また文化外交にかんする二国間の協力に加え、インド太平洋地域の課題に協働して取り組むことを確認しました。
G7サミットの成功に向け、まず初めに岸田首相がフランスを訪問したことは、日本とフランスの緊密な関係を示しているように思います。
執筆あお
在フランス日本国大使館 岸田総理大臣のノートルダム大聖堂訪問
在フランス日本国大使館 日仏首脳夕食会及び会談
在フランス日本国大使館 外交政策ニュース