17日(月)午後、パリ19区にあるヴィレット貯水池(Bassin de la Villette)の南岸に三つの屋外プールがお目見えし、アンヌ・ヒダルゴ (Anne Hidalgo)パリ市長によって開場宣言されました。
水深はそれぞれ、40cmの幼児用プール、1.20mの浅めのプール、2.20mの深いプールに分かれていて、一度に300名収容することができます。
パリ市のジャン=フランソワ・マルタン(Jean-François Martins)スポーツ課助役によると、ヴィレット貯水池に流れ込むウルク運河(Le canal de l’Ourcq)の水を利用し、薬品や微生物による浄水は行わず、フィルターのみで葉っぱやゴミなどの浮遊物、魚の侵入などを防ぐとのことです。また、今後2019年にはヴァンセンヌ(Vincennes)のドメニル湖(Le lac Daumesnil)で、更に2024年のオリンピック開催時にはセーヌ川(La Seine)でも同様の施設を作る予定があるとのことです。
9月10日まで、毎日11時~19時の間、誰でも無料で利用することができます。
普段のヴィレット貯水池の様子
執筆:Daisuke