22日(月)夜にイギリス中部の都市マンチェスターで発生した自爆テロ事件を受け、フランスのジェラール・コロン(Gérard Collomb)内務大臣は23日(火)は「我々はテロ行為に屈することはない」と声明を発表しました。
2015年11月13日にバタクラン劇場やレストランなどが襲撃され、130名が犠牲となったパリ同時多発テロ以降、警戒レベルは最高に引き上げられていますが、今後より警備を増加させることを発表しました。
現在カンヌではカンヌ国際映画祭が開催されていて、28日(日)からはパリでテニスの全仏オープン( le tournoi de Roland Garros)が開かれます。また、6月1日(木)にリヨンではフルヴィエールの夜芸術祭(Les Nuits de Fourvière)が開催されます。大きなイベントがテロの標的になることも考えられることから、一層の警戒が必要です。
イスラム教のラマダン月が5月27日頃から始まることから、日本の外務省もホームページで注意を呼び掛けています。
外務省の海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C107.html
この間ヨーロッパへ渡航予定のある方は充分ご注意ください。
執筆:Daisuke