ノートルダム大聖堂で男がハンマーで襲撃、警官負傷 パリ

2017.06.07

6日(火)現地時間午後4時20分頃、多くの観光客でにぎわうパリ中心部の観光地、ノートルダム大聖堂(la cathédrale Notre-Dame de Paris)で、ハンマーを持った男が警備にあたっていた警官を襲撃しました。

別の警官が男に発砲し、男を制圧しました。襲われた警官が首を軽く負傷、また男も胸を負傷し病院へ搬送されました。ジェラール・コロン( Gérard Collomb)内務大臣によると、犯人はアルジェリア出身の40歳の学生で、犯行時「これはシリアのためだ」と叫んでいたとのことです。また、ナイフを2本所持していたことも判明しました。

犯人はイスラム国との関係は名言していませんが、「カリフの兵士である」と述べています。フランスには学生ビザで滞在しています。検察当局は、イスラム過激派組織によるテロの可能性も含め、捜査を急ぐ方針です。

事件を受けて現場一帯は封鎖され、厳戒態勢が取られています。
ヨーロッパではテロ事件が相次いでいることから、日本の外務省も渡欧の際には注意を呼び掛けています。
ヨーロッパへ渡航予定の方、滞在中の方は、最新の情報を常に確認するなど、常に身の周りの安全を確保するよう心がけてください。

外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C124.html

執筆:Daisuke

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