14日(日)午前、先の大統領選挙でマリーヌ・ル ペン(Marine Le Pen)氏(48)に大差で勝利したエマニュエル・マクロン( Emmanuel Macron)氏(39)が、大統領官邸であるエリゼ宮(Palais de l’Élysée)でおこなわれた大統領引継ぎ式に出席し、第5共和政第8代大統領(※)に就任しました。
その後の就任演説でマクロン新大統領は、「我々は分断を乗り越えて行かなければならない」「EUを立て直して、再出発させる」と述べました。また、「今夜から仕事に取りかかるだろう」と意欲を新たにしました。
本日15日、新首相を指名する予定です。
マクロン新大統領は、大統領制が始まった第2共和政(1848-1852)発足時(1848年)に40歳で大統領に就任したナポレオン3世(ルイ=ナポレオン・ボナパルト Louis-Napoléon Bonaparte)よりも一歳若く、フランス史上もっとも若い大統領です。
※ 第2共和政から数えると第25代、現在の第5共和政では第8代大統領
執筆:Daisuke