大統領選挙第一回投票を一週間後に控えた16日(日)、元・国民戦線党首のジャン=マリー・ル ペン(Jean-Marie Le Pen)氏が、娘で現・国民戦線党首で次期大統領候補のマリーヌ・ル ペン(Marine Le Pen)氏に投票するとツイッター上で明らかにしました。
ジャン=マリー氏は「彼らが候補者だ:共産主義のメランション(Mélenchon)、日和見主義のマクロン(Macron)、再犯者であるフィヨン(Fillon)。私はマリーヌに投票する!」と投稿しました。
ジャン=マリー氏は2011年の党大会で党首を引退したのち、名誉党首となっていましたが、2014年のユダヤ人差別ともとれる発言が問題視され、2015年5月に党員資格を停止され、同年10月には党を除名されています。以来、娘のマリーヌ氏との関係は悪化し、疎遠な状態となっています。
執筆:Daisuke