次期大統領選挙の決選投票へ勝ち進んだ、国民戦線党首のマリーヌ・ル ペン候補はLe Parisien Dimancheのインタビューの中で、大統領に選出された場合は自国の通貨を持っていることになるだろう、と述べました。
ル ペン氏は、「ユーロは、欧州の失業率増加の主な原因である。私が大統領に選出されたら、他の国と同じように、フランスも自国の通貨を持っていることになる。私は、ユーロは死んでいると思っている」と述べ、欧州単一通貨ユーロが経済の足かせになっていることを強調しました。また、将来的にはEU(欧州連合)に対して通貨の管理を求める考えを示しました。
「ユーロは日常での買い物とは結びつきがなくなり、国際貿易を行っている一部の大企業だけの通貨になるだろう」と述べています。
執筆:Daisuke