フランス国民はアルコールの値上げに賛成?

2018.06.15
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ALCOOL

世論調査会社オピニオンウェイ(OpinionWay)の調査によると、フランス国民の54%がアルコール飲料の値上げに賛成していることがわかりました。

 

フランス国民の54%が値上げに賛成

オピニオンウェイ社が18歳以上の男女1000人を対象に調査したところ、アルコール消費を減らすための対策として「アルコール飲料などを値上げする」に、54%の人が「同意する」と答えています。

同じ調査で、58%の人は「アルコールで健康を害した人にかかる医療費を、アルコール飲料にかかる税金でまかなう」ことに賛成しています。賛成派に18歳から24歳の若者が多いことも明らかになっています。

 

若者をアルコールの害から守ため、広告全面禁止?

調査を受けたほぼ全員、92%の人が「若者をアルコールの害から守る対策強化」に賛成し、「アルコールを含む飲料すべてに、健康への害があることを表示する義務」は81%の人に承認され、さらに「アルコールを含む飲料の広告全面禁止」に賛成した人は71%にものぼります。

 

スコットランドでは今年5月より最低販売価格導入

スコットランドでは、アルコール飲料を安く販売しすぎないため、今年の5月1日より最低販売価格を導入しました。導入により、アルコール8グラムに付50ペンス(約74円)以上で販売することが義務付けられています。

 

アルコール過剰摂取での死者世界で330万人

世界保健期間WHO(World Health Organization)によると、アルコール過剰摂取による死者は世界で330万人となっています。すでに一部の国では、アルコールによる健康への悪影響を防止するため、さまざまな対策が取られています。

 

フランスのアルコールの消費量は減少の一途だが・・・

フランスのアルコール消費量は、ワインの消費量の減少に比例して過去50年間で減少の一途をたどっていますが、まだまだ健康への影響を重視した法規制が十分とはいえません。

先述の調査で「アルコール摂取はガン発生リスクの2番目のファクターである」に「はい」と答えた人はわずか23%、フランスではアルコールとガンの関連性に対する認識がまだまだ浅いようです。
ガンと闘う連盟(La Ligue contre le cancer)に代表される数々の非営利団体は、アルコール摂取がガン発生率を増やすことから、アルコール過剰摂取を防止する対策を強化するよう政府に働きかけています。

 

週にワイン1本ぐらいが限度

フランスでは、アルコールの健康への害を防ぐには、1週間のアルコール摂取量を限定する必要があると推定されています。1週間でワインならグラス10杯(1リットル)、つまりワイン1本強、ビールなら5パイント(約1.4リットル)までが限度と言われています。

執筆:マダム・カトウ

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