「(あやうく)〇〇するところだった」ってフランス語で言える?

2024.02.14

朝の忙しい時間に急いで家を出て、忘れ物をしそうになったことはありませんか?その場面を振り返って「スマホを忘れるところだった~」などと話すこともありますよね。この「(あやうく)〇〇するところだった」という表現をフランス語でどう言うのでしょうか?

 

J’ai failli+動詞不定形:「(あやうく)〇〇するところだった」

「〇〇しそうになる」という意味の動詞 faillir を使います。
文型は「主語+avoir+failli(faillirの過去分詞)+動詞不定形」です。
話している時点から見て、すでに終わった出来事について表現しているので、時制は複合過去を用い

avoir+failli

となります。ちなみに、faillirは複合過去形以外の時制で使われることはほとんどありません。

例文
Je me suis dépêché(e) de sortir de chez moi. J’ai failli oublier mon smartphone.
急いで家を出た。スマホを忘れるところだった。

Je me suis réveillé(e) tard ce matin. J’ai failli manquer mon train.
今朝、寝坊してしまった。あやうく電車に乗り遅れるところだった。

J’ai failli arriver en retard à la réunion.
あやうく会議に遅刻するところだった。

主語が Je 以外の例文も見てみましょう。

L’enfant a failli tomber.
子どもがあやうく転びそうになった。

Il a failli rater l’examen.
彼はあやうく試験に落ちるところだった。

 

まとめ

「(あやうく)〇〇しそうになった」「もう少しで〇〇するところだった」は動詞 faillir の複合過去形を使います。

主語+avoir+failli+動詞不定形

何かしそうになったとき、フランス語で言ってみましょう。

Natsuko

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