(前回から続く)自分のフランス語レベルを知るためにDELFを受けてみようと考えた私。東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ東京)のレベル対応表を見て、B1かB2くらいかなと見当をつけました。
受付で言われた一言
試験まで少し期間もあるし、せっかくならB2にしてみようと受験レベルを決めて、申し込みのため受付へ。
「すみません、DELF B2を受験したいのですが」
「あ、B2は満員のため締め切りました」
えっ…というわけで、1回目はあえなく受験することなく退散しました。DELF・DALFの受験をお考えの皆さん、早めに申し込みをすることを強くおすすめします!!
おすすめの参考書
半年後のB2受験に向けては、Didierの参考書(Réussir le DELF B2)を使って対策しました。
(現在は水色の表紙の新版が出ています)
文書作成や口頭表現のポイントがまとまっていて、DELFの試験の特徴がよく分かる本です。
試験の内容は
今度は申し込みも早めに済ませて無事に受験。文書作成は、不良品が届いたので業者にクレームの手紙を書くという課題でした。参考書にも例題が載っていたので、定番もののようです。
口頭表現の内容は?
口頭表現はくじ引きでテーマが決まります。このときは「学校は生徒の人権をどこまで統制すべきか」というテーマでした。私は、生徒が集団生活のルールを守っている限りは、生徒の自由も最大限尊重されるべきだと述べました。
すると面接官から「フランスでそんなことをしたら、学校がドラッグまみれになってしまうわ」という答えが返ってきて、軽くカルチャーショックを受けました!
ちなみに意見自体は問題にされません。設問に賛成・反対いずれの立場をとっても、評価には殆ど影響ないと思います。自分の立場を明確にし、論理的に話を展開することが大切なようです。
無事合格しました!
約2ヶ月後に結果が届きます。どのジャンルも大体同じスコアで合格していました。
自分のレベルが分かったところで、今後どのように勉強していけばよいのか、目標を立てることにしました。その話はまた次回お伝えします!
⇒フランス留学準備(1)どんな種類の留学があるの?
⇒フランス留学準備(3)どのくらいのフランス語レベルが必要?
執筆 momo