フランス旅行をきっかけに、大学と語学学校でフランス語を勉強しはじめ、そのうちにフランス関係のことを専門にしたいと考えるようになりました。私の所属する学部には交換留学プログラムがあったこともあり、少しずつ「留学」を意識しはじめました。でも「留学」と一口に言っても、どんなタイプのものがあるのでしょうか?
留学の種類は4つ
1) 語学留学:語学学校で外国人がフランス語の習得を目的とする留学。2週間前後の短期から長期まで。
2) 交換留学:大学などのプログラムを利用しての留学。一般に、単位はもとの大学に互換できます。
3) 正規課程での留学:フランスの大学・大学院などの教育機関に、正規に留学する方法。
4) 専門留学:音楽、美術、料理などを学ぶための留学。
こんなところでしょうか。音楽留学などは専門的なプロセスがあると思いますので、専門家におたずねいただくことにして…私にとってあり得た可能性は、1) 短期間の語学留学、2) 交換留学、あるいは3) 正規課程での留学でした。
学部時代の私のフランス語レベルでは、フランスの大学の(フランス人学生が受ける)授業についていけるか分かりませんでした。また、ただフランスに住めばよいのではなく、自分の専門分野をもったうえでの留学を考えていました。そうした理由から、2) の交換留学プログラムには申し込みませんでした。
必要なフランス語のレベル
こうして、大学院での留学の可能性をぼんやり考え始めるとともに、少しずつ必要な事柄を調べ始めました。大学院での留学には最低でもDELF B2レベルが必要であること、特に文系の場合はDALF C1を取得している方がよいということが分かりました。
あとがき
それまで仏検も受けたことがない私には、自分の客観的なレベルがわかりません。レベルが分からないことには、語学留学が必要なのかどうかも判断できません。そこでまずは自分のレベルを知る意味もこめて、DELF受験から留学準備を開始することにしました。
というわけで次回は、DELF B2受験記をお送りします!
⇒【フランス留学準備2】DELF B2を受験!文書作成と口頭表現
執筆 momo