フランス留学のきっかけ(5)フランス語学習に自信をなくした日々

2015.08.17

落ち込むさて、フランス語会話クラスにただ一人残ってしまった、学習歴1年の私。そんな中、先生が提案した授業方法は、各学生の発表テーマはフランスのシャンソンについて一人1曲選択し、その解釈について発表することになったのです!

 

授業後は悔し泣きの日々


悔しい先生は、上級者の学生に「いくら上手に発表しても、momoが分かるように説明しなければ評価しない!そのように説明するのがあなたたちにとっての勉強です。」とおっしゃいました。そして私には、「わからないところがあったらいくらでも質問するように!」と課せられました。

他の学生は、一番経験が短い人でも、学習歴8年の留学経験者・・・。授業中も、会話がまったく理解できません。スピードにも語彙にも歯が立たず・・・。

 

クラスの足を引っ張っている負い目

正直、足を引っ張っているという強い負い目があったので、殆ど質問もできずにいたのですが、先生が私の隣の席で、「今の○○とはどういう意味ですか?」「話すのが速すぎて理解できません!」と言って何度も助けてくださいました。

他の学生にしてみれば、「あの子がいなければもっとスムーズに授業が進むのに・・・。」という思いもあったでしょう。それが痛いほど感じられるだけに、そしてあまりのついていけなさに、毎週、授業後は家に帰って悔し泣きしていました。

 

発表会に臨んだものの

mer学期後半に心が折れて、「この授業に出るのはもうやめます。」と先生に申し出ました。が、「今ここでやめたら、ロスタイムに点を入れられて負けるのと同じですよ!」と(サッカーW杯に例えて)励まされ、何とか最後の発表に臨むことに。

選んだのはCharles TrenetのLa mer(海)という曲。
Trenetの人生と歌詞の意味について調べ、書いた原稿を暗記するべく何度も家で発表の練習をし、授業に臨みました。フランス語での初めての発表。

何を話したか覚えていませんし、それはそれは拙い発表だったと思いますが、何とか終えました。このとき、直後の夏休みには初のフランス旅行が控えていましたが、すっかりフランス語恐怖症になっていた私は正直、「なんでフランスなんて行き先に選んじゃったんだろう・・・。」と後悔していました。

初めてのフランス旅行については次回の記事につづきます・・・。

KeiProfil
執筆:momo

 

 

 

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