前回まではフランス語学習について書いてきましたが、今回は「どうやって学校に応募するのか?」について書きたいと思います。
※フランス政府留学局のサイトによると、2015年11月16日以降システムが変更になるとのことですので、必ず最新の情報をご自身で確認してください!
応募のプロセス
あくまで2014-15年度までの例ですが、3ヶ月以上フランスの教育機関(大学・大学院・専門学校・語学学校など)で学びたい場合、次のようなプロセスを経る必要がありました。
1. フランス政府留学局のサイトに自分のアカウントを作り、プロフィール・学歴・フランス語学習歴・志望先の学校・志望理由等の情報を登録する(フランス語または英語での記載が必要なので、早めに準備を進めることをおすすめします)
2. フランス政府留学局に手続き料の払い込みをする
3. フランス政府留学局で面接を受ける
4. 志望校からの結果を待つ
5. ビザ申請
ここで重要なのは、大学・大学院などへの正規留学の場合「自分で直接学校に登録することはできない」ということです。語学学校などの場合は、直接学校に登録申し込みをして仮登録証明書を受け取った上で、上記のプロセスを行うことになっていました。
早め早めの準備が大事!
自分で手続きができる人だとしても、必ず政府留学局を通して手続きをしなければなりません。とにかく早め早めに準備するのが良いと思います!
大学院は「指導承諾書」が必要
そして、ここからは大学院に登録する場合の話になりますが、修士課程2年(Master2課程)以上の学年に登録を希望する場合は、上記のプロセスの前に、指導希望教授から「指導承諾書」を得る必要があります。これをしないと、スタートラインに立つことすらできません。
では、どうすればその「指導承諾書」を受け取ることができるのでしょう? 日本での指導教授が、フランスの指導希望の教員と近い関係にある場合には、紹介してもらうことも可能でしょう。でも、そうでない場合はどうすればいいの? この続きは次回お伝えします!
⇒【フランス留学準備5】指導承諾書を得るメールの書き方・件名編
執筆 momo