前回の記事⇒「美しい港町 Vieux Portの紹介」 マルセイユの旅2
前回は、マルセイユの旧港の様子をご紹介しましたが、今回は、旧港から出発する観光用のミニ列車、プチトラン(petit train)で町を巡った様子、ルートや料金についてご紹介します。
観光の交通手段はメトロやバスもありますが、フランスではプチトラン(petit train)が走っているのをよく見かけます。
プチトラン(petit train)とは?
この乗り物、見たままの通りプチトラン (petit train)という名前がついています。小さい電車のようですがいくつかの車両が連結されているミニバスのような乗り物です。私が今までに見たものは白色のものが多かったですが、たまに黄色やカラフルな色合いのものもあります。
右側に見えるのがプチトランで、左側にある小屋のようなものがチケット売り場です。
プチトランの車両は、蒸気機関車をモチーフにしているようですね。運転手席がある先頭車両の後ろに、4人がけの座席が5列ある車両がいくつか連結されています。
このプチトランは、
- 慣れない土地のバスに乗ったりするのは不安
- 時間があまりないけどざっと町を回りたい
- 暑い時期や寒い時期の観光で歩くのが面倒(特にマルセイユは坂道が多いので)
・・・と思う方にはぴったりの乗り物だと思います。
プチトランには屋根がありますが、オープンカーのようになっていますので、潮風をあびながら海岸線の景色を眺めるのも気持ちがいいですよ!
プチトランの観光ルートや料金は?
旧港Quai des Belgesから出発するプチトランの観光ルートは2つあります。
- 風光明美な海沿いを走ってから丘に登りノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂まで行くコース(Circuit 1)
- 旧市街のパニエ地区を巡るもの(Circuit 2)
私は、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂まで行くコースCircuit 1を選んでみました!
大人8ユーロ、小人4ユーロでチケットを購入できます。
チケットです。旧港からノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂、そして旧港に戻るコースです。
プチトランに乗りこみ、時間になったら旧港を出発です。写真中央に見えるノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂に行きますよ!
最初のうちは海岸沿いの道を走るので、きれいな青い海を眺めることができて気分がいいです!
こんなモニュメントもありますよ。
海沿いの道から、今度は坂道に!!
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂が見えてきました!!!
こんなにたくさんの人が乗っています。プチトラン、大人気です!
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂
旧港から約20分で、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂に到着です。マルセイユのどこにいても見ることができ、海抜154mの丘の上にあります。
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂の内部
ロマネスク・ビザンチン様式の聖堂です。
天井の写真。写真だと分かりにくいですが、魚や船の形をしたオブジェがぶらさかっています。聖堂の中に入ったら、天井もよく見てくださいね!
聖堂からの絶景
聖堂内も素敵ですが、テラスのような場所から素晴らしい景色を見ることができます。マルセイユの町と海が一望できて素敵です!!
旧港への帰り道です。狭い道路の街中も、こんな風にすいすいと走っていきます。
プチトラン情報
次の出発を待つプチトラン。建物や景色とマッチしたデザインですね!
●ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂まで行くコース Circuit 1
・料金 8ユーロ(子供4ユーロ)
・運行時間
・4〜10月中旬 10時~12時20分、/ 13時40分 ~ 18時20分
・10月中旬~11月 10時~12時20分、/ 13時40分 ~ 17時20分
・11月〜3月 10時~12時20分、/ 14時 ~ 18時
※毎日運航していて、列車は約20分ごとに出発しています。
これ以外に詳しく知りたいたい方は、こちらをどうぞ!!
Train Touristique de Marseille HP
次回は、マルセイユの名物料理をご紹介します♪