南仏プロヴァンスと聞くと、まっさきに思い浮かべるものはラベンダーではないでしょうか。南フランスを代表する夏の風物詩、紫色のかわいい、香りが素敵なラベンダー。今回はラベンダーで有名なセナンク修道院と私が南仏でみたラベンダーの写真をご紹介します。
ラベンダーの見ごろの時期は?
毎年6月~8月になると、プロヴァンスには見渡す限りのラベンダーの絨毯が広がります。セナンク修道院へ向かう通路ですが、もうここからラベンダーが咲いています。
ラベンダーの名所 セナンク修道院
プロバンスで最も有名なラベンダーの名所のひとつ!!ガイドブックなどでこの写真をご覧になった方も多いのではないでしょうか。ラベンダーが咲き誇る畑の向こうに見えるのは、1148年に創設され、1150年より修道院となったセナンク修道院(Abbaye Notre-Dame de Sénanque)です。
こちらの修道院、ガイドブックなどでラベンダー一緒に写っている写真が有名ですが、年によっては麦を植えたりするそうです。ドキドキですね・・・ちょっとした運試しみたい。
満開のラベンダーはとってもいい香り。ラベンダー好きにはたまりません♡
気持ちよさそうにちょうちょがとまっています。ちょうちょの他にもミツバチが飛んでいて、どちらもラベンダーの甘い蜜を吸うのに一生懸命!!カメラを近づけても逃げないほどです。
もしょもしょした木は、スモークツリーというそうです。
セナンク修道院からルシヨンの町に向かう道路脇に現れたラベンダー畑!!なにげない場所でラベンダーを見ることができます。奥に見えるのは、ブドウの樹。すばらしい景色を独り占めです。
こちらは、アヴィニョンの河川敷に咲いているラベンダー。ラベンダーの季節の南仏は、青い空にセミの鳴き声が響き渡り、「あ~南仏に来たんだな。」ということを実感できます。とても暑いですが、このすばらしい景色をみれるなら、暑さなんか気にならなりません。ラベンダーの爽やかな香りに癒されて、幸せ気分になれますね。
執筆:ふう