はじめまして、新コラムを担当することになりましたHiroyoです。日本在住で、フリーランスで花仕事をしています。
フラワーデザインの専門学校に通っていた頃から「パリへ花留学」に憧れをもち、いつか行ってみたいなとずっと夢見ていました。そして初めて一人でパリを訪れたのが19歳の時でした。
その後、パリで活躍する憧れのトップフローリストとの出会いがあり、本気でお花の勉強がしたいと1ヶ月の花留学を決意。日本で花屋に勤めながらお金を貯め、フランス語を2年間ほど勉強したのちパリに渡りました。人生で4度目のパリでした。
1ヶ月のパリでの暮らしで、そこに暮らす人々の生き方や人柄、歴史ある建築物やアートの世界、花のある暮らしが根付くこの街にすっかり魅了されました。1週間の旅行では得られない経験をすることもでき、現地で暮らす友人や師匠との出会いもあり、その後の自分を変えるターニングポイントとなりました。
こうしたことがきっかけで、現在はフリーランスで花に携わる仕事をしながら1~2年に1度のペースで渡仏するようになりました。ブラッシュアップを目的としたフラワーレッスンを受けたり、ヴィンテージやアンティーク雑貨などを買い付けて日本で販売したりもしています。今ではパリは、「お帰り」と言ってくれる人がいる…第二の故郷のような、そんな場所になりました。
次回からは、パリでの暮らしにまつわるコトやモノをテーマに、私の経験をもとにお役に立てる情報をお伝えしていきたいなと思っています。
皆様の心地よい暮らしのヒントになりますように。
執筆:Hiroyo