はじめまして。ワインについてのコラムを担当させていただくことになりました、Erikoです。現在ワインインポーターに勤務し、計13年ワイン業界に携わってきました。2005年には日本ソムリエ協会のワインアドバイザーの資格を取得しています。
ワインは素晴らしい飲み物だと思います。なぜかというと、1つ目は、歴史と文化がクロスしているものだからです。例えばアルザスワインは、国境を接しているドイツ文化の影響を受けています。また現在に渡るボルドーワインの隆盛は、イギリスとの関係が切っても切れないものとなっています。
2つ目には、ブドウのみで造られる飲み物であるということです。日本酒、ビール、ウィスキー、ブランデーいずれも製造過程で水を加えますが、ワインは絞った果汁のみでできています。だからこそ、その土地や造り手が重要とされているのですね。
最後は、なんといっても飲んで楽しい、美味しいお酒ということでしょう。(ちょっと個人的な意見ではありますが。)ハレの日にはスパークリングワインが華やかさをくれたり、ちょっと疲れたときには甘口ワインに癒されたりと、生きる喜びを与えてくれます。
このように、フランスはワインの魅力を十分に感じさせてくれる国です!歴史があり、土地も人も感じさせるバラエティに富んだワインを生産しています。今もワインの勉強は続けていますが、毎年新しいワインが生まれ情報も増えています。まるで追いかけても追いかけても振り向いてもらえない恋の相手のようです。そんなワインにみなさんも一緒に恋しませんか?
執筆 Eriko