【2016年版フランス学生ビザ④】ビザ申請編

2016.10.21

フランス大使館でビザ申請

在日フランス大使館での学生ビザ申請手続きの方法、注意すべき点をご紹介します。

 

大使館で手続きを行う前に

ビザ申請は要予約!

予約手続きは大使館のHPから簡単に行えます。パスポート番号を用意して、在仏フランス大使館のビザ申請予約システムにアクセスします。

予約の変更も上記のHPから可能です。私の場合は必要書類が不足していたため、予約していた日には間に合わなくなりました。そこで急遽変更の手続きをすることになりました。書類不足の詳細は、前回の記事に書いています。⇒【学生ビザ取得への道】CAMPUS FRANCE面接編

今回手続きをした2016年8月下旬の時点では、希望日の2営業日前から変更手続きができました。一週間先まで予約がいっぱいだったらどうしようかと心配しましたが、すんなり予約変更ができてよかったです。

またも変更になる予約日

そして、ビザ申請が近づいてきたある日。大使館から一通のメールが届き、何かと思って開いてみたら…

緊急システムメンテナンスのため、2日間休館するとのことでした! そしてその休館日は私の申請予約日でした! 予約を取り直した日にメンテナンス日が当たるなんて、本当についていません。

「再度予約を取り直してください」と指示があったので、急いで予約変更をしました。こうして、三度目の予約にしてようやく大使館に行くことができたのです。急にこういった連絡が入ることもあるので、メールはこまめにチェックすることをお勧めします。

 

必要書類を揃えよう

学生ビザ申請の必要書類は大使館のHPで確認ができます

書類準備のポイント

・経済証明は英文で発行

私は新生銀行で手続きをしましたが、郵送までに一週間ほどかかりました。1か月以内に発行されたもののみ有効ですので、早めに用意することをお勧めします。

銀行はフランスからお金を引き出すことのできる銀行口座であればOKです。銀行の方に聞けば、引き出し可能か確認できます。

・ビザ開始日は「長期ビザ申請書」の中で設定可能

いつからフランスに行きたいのか。語学学校の開始日の直前なのか1週間前なのか。自分で設定することができます。

ビザ申請の際、窓口の方から「この日付よりも早く出発する予定はありますか」と聞かれました。一度受理されると変更ができませんので、しっかりスケジュールを確認して出発日を決めましょう。

 

ビザ申請当日の流れ

いよいよビザ申請当日。私は2016年9月上旬に大使館へ行きました。

予約時間の15分前に到着、大使館内での待ち時間は約10分、手続きも約10分で終わりました。混雑している様子はありませんでした。

ビザ申請のポイント

・必要書類は順番通りに並べて用意

大使館HP上に必要書類のリストがあります。そのリストの順番通りに書類を重ねて窓口の方に提出しましょう。大使館内にも「書類は順番通りに並べて提出してください。」と張り紙がありました。

・CAMPUS FRANCEのアカウント番号をメモしておく

窓口で尋ねられます。このアカウント番号はCAMPUS FRANCEのマイページへログインすると左上に表示されています。私はその場でスマートフォンからログインして確認しました。

・身だしなみを整えておく

ビザ用の写真を撮影しますので、あらかじめそのつもりで準備していきましょう。
これで手続き終了です! 申請が終了したら引換証をもらえます。ビザの審査が終了し次第、これを持って再び大使館へ行きます。

 

まとめ

大使館のHPには、ビザ申請は遅くても出発の三週間前までに済ませるようにと記載があります。私の場合、前述したようなトラブルがありビザ申請が出発の三週間前ぴったりになってしまいましたが、なんとか申請を完了させることができました。

途中で思わぬハプニングが起こる場合もありますので、十分に余裕をもって準備をしましょう!

それから、ビザ申請の書類は年々変わっているようですので、大使館のHPでしっかり確認することをお勧めします。

さて、果たして私は出発日までに無事ビザを取得できたのでしょうか? 次回は、ビザ審査の進捗状況の確認とビザ受け取りについて書きます。

 

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執筆 Emi

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