今回からは、フランスの学生ビザの申請方法について、ご紹介していきます。
私は、2015年7月~2016年7月までワーキングホリデービザでフランスに滞在しました。
その他にも、観光ビザで90日間フランスにパスポートだけで滞在したこともあります。
そして、今回は学生ビザでフランスに行く準備を進めています。
そして今回は、2016年9月末からの学生ビザの取得を目指しています。
最も重要な学校選び
2016年4月頃~考え始めました。
中華系の学校、私立の学校、大学付属の学校、パリ郊外の学校など・・・
インターネットで調べ、情報が少ない場合は学校に電話もしました。
私はパリにいたので、実際に学校を見に行ってみたりもしました。
学校の場所が不便、クラスに日本人が多すぎる、
学校の施設が整っていない(モニターなどが壊れたまま)・・・など様々。
安くても、コースの途中で学校が潰れてしまったりなんてことも過去に起こっているので、
学校はしっかり選びたいところです。(よくあることではないようですが、念のため記しておきます。)
そして、最終的には
「ソルボンヌ大学付属の文明講座(Cours de Civilisation Française de la Sorbonne)」
に決めました。
選んだ理由は、下記の通りです。
・大学付属なので講師、プログラムがしっかりしている。
・2セミスター(約8か月)の授業登録で1年間の学生ビザが下りる。
(通常の語学学校は最低10ヶ月間の授業登録が必要)
その他、多くのフランス人から
「今後CV(履歴書)に経歴を書くときにソルボンヌだと印象がいい」とも言われました。
有名な大学なので、確かに分かりやすいとは思います。
学校の授業期間が他より少ないので、バカンスが多く、
旅行にいったりアルバイトをしたり、自由に過ごすことができるかなとも思いました。
どちらかというと、会話より文法中心の授業で、
宿題がかなり多くて大変、と言った感想も聞く学校です。
ですので、私はフランス人の友達が現地にたくさんいるので、会話は彼らと実践し、
宿題はあってなんぼなので自分のためと思ってチャレンジすることにしました!
コースや料金を確認
コースは週20時間のクラスで、[F010] – Cours complet hiver 2016 と
[F010] – Cours complet printemps 2017 を登録します。
値段は1セミスターの登録料が300€+授業料1970€+教材60€ を2セミスター分です。
登録料は1セミスターごとにかかります。
決して安くはないのですが、しっかり勉強するために支払います。
さて、学校が決まったら早速登録です。
登録の手順
・ソルボンヌ大学付属の文明講座は、インターネットから授業登録
http://www.ccfs-sorbonne.fr/?lang=fr
↓
・2セミスター分の登録料のみ、もしくは登録料+授業料の支払い
(どちらか選べます。私は登録料のみまずは支払いました。)
↓
・仮登録完了!
・E-MAILで「仮登録書(Certificat de Pre-inscription)」の
原本を郵送で送ってもらうように学校に依頼
(コピーでなく原本です!ビザ申請の必要書類ですので、必ず頼みましょう。)
あとは、実際の授業が始まる前に一週間くらいの本登録期間がホームページに乗っているので、
期間中に受講者本人が本登録を学校へ行って行ないます。
残りの受講料はきっと本登録の際に支払うのかと思います。
私は、2016年6月上旬にインターネットから登録をしました。
実際登録の締め切り日や定員オーバーなどの記載はなく、スムーズに仮登録は終了しました。
なにも難しいことはなかったです。
学校選びのポイントのおさらい
学校選びの際のポイントは、人によって様々。
・お金を節約するために始めの3ヶ月間はパリ以外の地方都市の安い語学学校へ行き、
残りの期間でパリへ引っ越す
・返金可能な学校を選んで、実際に行ってみて学校が合わなかった場合は学校を変更できるようにする
(ビザが一度下りて入れば、学校変更は自由に行えます)
・スタジエが申請できる学校を選んで、学校に通う期間とスタジエとして働く期間を決まる
などなど。
ちなみに、私は学校の登録料しか支払っていないので、
1セミスターを終えて学校を変更したい場合は次のセミスターを本登録にいかないという選択肢もあります。
(文明講座は返金一切不可ですので、支払った登録料は返ってきませんが・・・)
これは最悪の場合を想定した場合ですが、
一年間絶対この学校にいかなくてはいけない!というわけではないので、すこし気が楽です。
いろいろな情報を集めて、お財布と相談しながら決めたらいいと思います。
次の記事では、CAMPUS FRANCEの登録に進みたいと思います。