「一言フランス語」で密かにご好評いただいている、フランス語で「愛の言葉」シリーズ。今回は、結婚を誓い合った2人にとっての難関、「彼女の父親に、彼が結婚の許しを得る」ということ!
とっても紳士的なご挨拶
日本ではこんなフレーズをよく耳にしますよね、「お嬢さんを僕にください!」(ちょっと古いかな?)
一生に一度聞くか聞かないか、とにかく日常生活では使えないフレーズですが、フランス語ではどう言うのか!ちょっと興味ありませんか?「お嬢さんを僕にください」って…「私にください」はフランス語で ” donnez-moi ” だけど、” donner ” を使うとなんだか物を扱うみたいになっちゃうし…はい、この際日本語訳から離れましょう!正解は、
Je vous demande la main de votre fille
直訳は「あなたのお嬢さんの手を要求します」、意訳すると「お嬢さんの手を取らせてください」つまり、娘さんの手を引いて共に人生を歩ませてください、ということでしょうか?なんて紳士的ではありませんか!「一生幸せにします」のような押し付けがましさが無く、「手を取る」というシンプルな愛の表現がロマンチック♥・・・と勝手に盛り上がってしまいましたが、フランスではこのような言い方をするんですね。
あとがき
世界各国の言葉で「お嬢さんを僕にください」、を比べてみるのは興味深そうですよね。A la prochaine fois !
執筆 Miwa