フランス語習得のためには、誰しもスランプの時期を乗り越えなければなりません。しかし、レベルアップをしたいのに学習がはかどらなかったり、頭に入ってこないなどやる気がダウンしてしまうこともあるでしょう。今回は、そんなフランス語学習のスランプ期を乗り越える3つのコツをご紹介していきます!
学習中にスランプが起きやすい状況とは?
どの外国語を習得するにしても、最初は小さい子供が言葉をひとつひとつ覚えるように学んでいくと思います。スタート時は、アルファベットの読み方からよく使われる挨拶のフレーズなど「一歩一歩、着実に身についているなぁ。」と実感でき嬉しいものです。しかし学習に少し慣れた頃、「がんばっているのに上達しない…。」という焦りを感じ始めるのです。
スランプが起きやすいのはこんなとき!
・他の人と自分のレベルを比較した時にモヤモヤとした焦燥感を感じた
・クラスメイトたちはスラスラと話せているのに、自分は上手く表現できない
・個人レッスンで先生の言っていることが上手く聞き取れない…など
「自分にフランス語なんて向いてない。」と投げ出してしまわないように、スランプ期を乗り越えるための3つのコツをお伝えします。
1.スランプ期は誰もが陥るものと知っておく
スランプは、コツコツと続ける語学学習に少し飽きが来た時に起こりやすいです。今まで目の前のことに集中していたのに、急に今のレベルより高い目標に焦点を合わせてしまったりするのです。そして「上級レベルになるには道のりがほど遠い。」と、焦りを感じてスランプに…。そんな時は、できないことに対して不安になるのではなく、今まで習得したことに目を向けて前に進みましょう。
2.視点を変えて勉強法を見直す
スランプ期は視点を変えて学習に取り組むチャンスと、とらえてみてください。語学は「継続が力なり」なので投げ出したらおしまいです。単語、活用形などを覚える作業を少し緩めてアウトプットするほうに切り替えるなど、少しリラックスした学習をしてみましょう。私は、よくフランス語の料理の本をパラパラと眺めてレシピを書き出したりしていました。
学習法は人それぞれです。焦って短期集中コースなどに申し込むのではなく、今まで頑張った自分をねぎらうことも大切です。それによって、フランス語学習を始めたばかりの頃のモチベーションを思い出し、やる気が戻ってくることもあるのです。
3.今までの学習を見直して効率的に復習する
今まで学習したことを見直してみるという事も大切です。例えば、何冊もフランス語の学習テキストを買っては途中で投げ出す人がいますが、1冊をしっかりやりきる学習法でも十分な効果が得られると思います。
スランプ期は頭で考えるというよりも、今まで習ったことを別のノートにもう一度書いてみたり、音読するという学習法がおすすめです。書き出したり、声に出して読みあげることで気持ちも落ち着きますし、効率的に復習できます。見直すことで再発見もあるかもしれません。
まとめ
フランス語が話せると旅行やビジネスでの世界が広がります。学習中のスランプ時期も焦らず対処すれば、きっと語学レベルアップの基礎を築いていけるでしょう。
執筆YUKO