忙しい日々の中で、自分のために何か学ぶことはリフレッシュにもつながります。スキマ時間をうまく活用して、フランス語の勉強をスタートさせてはいかがでしょう?きっと新しい世界が広がると思います!ここでは、スキマ時間でフランス語学習を続けるためのコツをご紹介します。
フランス人が驚く日本のスキマ文化
日本人はスキマ時間の使い方が上手な国民だと思います。フランスは有休休暇が1年間に5週間あるので、何かに取り組む余裕がたっぷりあります。しかし実際に休みモードに入ってしまうと、やる気が起きにくくなるようです。
反対に、日本ではまとまった時間は取りづらいですが、こまごまとしたスキマ時間なら結構あるのではないでしょうか。日本人にはスキマ時間を活用するセンスが備わっているように感じます。
また、フランス人は日本の家を見て、限られたスペースの活用法にとても驚くそうです。日本の通販ではスキマ家具などが販売されていますが、フランスには存在しません。時間においても家具においても、日本人はスキマを有効に使っていると言えますね。
語学学習と相性がいいスキマ時間
私自身の体験から、語学学習は継続することが最も大切だと思います。短期間で一気にレベルアップを目指す方もいらっしゃいますが、コツコツ築いた語学力の方が少し勉強を休んでも基礎が崩れにくいと思います。
できれば日常生活にフランス語学習を習慣として組み込めれば、無理なく継続していけます。何歳から始めても遅くはありません。「勉強」と構えるよりも、24時間の中の少しのスキマ時間でフランス語に触れるという感覚で始めてみましょう。
自分のライフスタイルに合った学習法を選ぶ
現在は、勉強のためのツールがたくさんあり選択肢も豊富です。NHKのラジオ講座、フランス語語学学校、オンライン講座などをはじめ、フランス語を学ぶアプリや動画もあります。インターネットの普及のお陰で、日本に限らず世界レベルで学習スタイルの幅が広がっています。しかし、どの学習法にしても行動を起こさないと身につきません。
私の場合はテレビ講座から始め、1冊テキストを買ってテープを車中や移動時間に聞くことからスタートさせました。語学学校も通い、DELFやDALFのテストも受けて一通りのやれる語学学習をしました。
時とともに生活サイクルが変化していったら、その都度無理なく続けやすい学習法を選ぶようにしましょう。また、同じやり方をずっと続けると飽きるリスクが高くなりますので、以下のようにちょっと学習に変化をつけるのもおすすめです。
・フランス語の文を音読してみる
・単発でオンライン講座を受けてみる
・気に入ったフレーズを書き写す
・フランス映画を見て、フランスの雰囲気に触れてみる
楽しく仏語学習を継続するためには?
仕事や子育てでもガチガチに力が入っているとあまりスムーズにいかないことが多いですが、語学学習も同じかもしれません。私はフランスの大学で観光学を学んだのですが、その時は授業についていくのに必死でストレスで体調を崩したこともあります。もちろんその時の経験はとても大きいものですが、何かに集中的に取り組むことは莫大なエネルギーを必要としますし、どこかで無理が出てくるように感じます。
頑張っている自分へのご褒美や、お休みにリフレッシュすることも忘れないでくださいね!プレッシャーはほどほどにして、語学学習を続けられる環境づくりが先決です。そして、無理なく継続することで、やがて結果が出るのだと思います。
まとめ
何かをスタートするときは、ワクワクすると同時に初めの一歩となる行動力が必要です。何かを学ぶ楽しさは、いくつになっても私たちに新しい可能性を与えてくれると思います。あまり堅苦しく考えずにフランス語学習を始めてはいかがでしょうか。
執筆 YUKO