~前編~に引き続き、キリスト教の聖地としても知られるノルマンディーの町、リジュー(Lisieux)をご紹介します。今回はリジューの市役所(Hôtel de Ville)からスタート。
テレーズ・マルタンの家へ
ここから、前回ご紹介したサント=テレーズ・ド・リジュー教会と反対方向に20分ほど歩くと、テレーズ・マルタンが育った家、レ・ビュイッソネ(Les Buissonnets)があります。町の中心から少し離れますが、あちこちに標識が出てるので迷わずに行けました。外観はキレイな一軒家というイメージ。中に入ると受付の女性が日本語ガイド(要返却)を渡してくれます。
見どころは、テレーズ・マルタンの寝室や学用品など。
別々の時期にカットされた本物の彼女の髪の毛(!)を組み合わせて作られたオブジェも飾られていました。
家の裏にもお庭があります。お父さまと語らうテレーズの像を発見!
テレーズの家を出ると、リジュー散策は早くも終盤。レヴェシェ公園(Jardin de l’Évêché)を通りすぎて町の中心に戻ります。
公園を抜けたところにあるのが、オンフルール(Honfleur)行きのバスが停まるミッテラン広場(Place de Mitterand)。
そう、リジューはパリからオンフルールに行く際の経由地点。バスはリジュー駅からも乗れますが、すでに町中に居るならこちらのほうが便利です。
路地裏のチョコレート屋さん
バスを待つ間に少し時間が余ったら、広場から歩いて5分ほどのところにあるチョコレート屋さん「Chocolaterie Mérimée – La Route du Cacao」にも立ち寄ってみては。路地裏にひっそりとありますが、リジューの観光ガイドにもしっかり載ってる人気店。店内には飲食スペースもあって、曜日と時間帯によってはショコラティエの実演も見られるそうです。※詳細は要確認
あとがき
というわけで、リジュー散策はこれにて終了。たった3時間の滞在でしたが十分満喫できました!
執筆 マリー