今回はリジュー(Lisieux)というノルマンディーの町をご紹介します。リジューのテレーズ(Thérèse de Lisieux)という愛称で知られる聖人テレーズ・マルタン(Thérèse Martin)が暮らした町として有名です。
まずは教会を見学
リジュー(Lisieux)は、ノルマンディー地方カルヴァドス県にある小さな町。
地図では「A」のマークの指しているところです。パリからリジュー駅までは、TGVで1時間40分ほど。駅から目の前の通りをまっすぐ10分ほど歩くと、観光案内所(Office de Tourisme)があります。HP
観光案内所で地図を手に入れたら、まずはテレーズ・マルタンのお墓があるキャルメル(Carmel)へ。ここでは、テレーズ・マルタンのお墓のほか、礼拝堂や、彼女にまつわる資料ルームを見ることができます。
世界中で崇拝されている聖人さんということで、各国からの贈り物や感謝の言葉も展示されていました。日本からの贈り物も発見!
続いて向かったのは、キャルメルから坂道を15分ほど登った丘の上にあるサント=テレーズ・ド・リジュー教会(Basilique Sainte-Thérèse de Lisieux)。写真だとイマイチ迫力が伝わらないかもしれませんが、パリの巨大な建築物を見慣れた後でも圧倒される大きさでした。
実はこの教会、ルルドに次いで、フランス国内2番目のカトリック巡礼地なのだとか。中も荘厳な感じ。さすがに聖地と言われるだけありますね。
ちなみに、リジューにはこの他にも2つ教会があります。どちらもフランスでは見慣れた石造りの教会、という印象でした。
サン・ジャック教会(Église Saint-Jacques)
サン・ピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre)
長くなってしまうので続きは明日の〜後編〜で♪
執筆 マリー