前回に引き続き、フランスを代表するシュワシュワの美しい飲み物シャンパンのなかでも、とびきり美味しい幻の「ジャックセロス(Domaine Jacques-Selosse)」の魅力についてです。今回は「ジャックセロス」の素晴らしい楽しみ方をお伝えしましょう。
セロス家のランチとともに
それはこの地元の食材を活かしたセロス家のランチと共に、ゆったり味わうこと! セロス家のカーブ(貯蔵庫)に併設された ホテル アヴィゼ(Hôtel restaurant les Avisés)。ここのお庭に面したテラスで、ゆっくりと旬の食材を使ったカジュアルなランチがいただけます。
まずは乾杯!
まずは乾杯! もちろんセロスさんの手作りシャンパン。
今日のランチはこちら。う〜ん、フランス人の達筆はなかなか読めません(笑)!
前菜にも良く馴染む
前菜はメニューにない、ラタトゥイユとアスペルジュソバージュ、エビ、モッツァレラのサラダ。セロス家のシャンパンはどれを飲んでも個性的で、とても印象深い香りと味わいがあります。いろんな野菜が入ったラタトゥイユ、ソース、チーズやエビが混ざってもスゥ〜っと馴染む不思議なシャンパン。(アスペルジュソバージュ:アスパラソバージュ、アスパラガスの品種の一つ)
世界的なセロス家も、ランチはカジュアル
メインは鶏のソテーと白豆のココット。世界のお宝シャンパンを生み出すセロス家ですが、ランチはいたってカジュアルです。地元の旬の食材を活かした、田舎のおばあちゃんの豆の煮込み(ココット)がとても美味しい。
初夏に最高!ブランマンジェ
デザートは季節の赤い果実とブランマンジェ。イチゴとラズベリーの共演は初夏の最高の組み合わせ。(ブランマンジェ:砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味を付けた牛乳をゼラチンで固めた冷菓)
飲んで食べて幸せ!
飲んで食べて、幸せなシャンパーニュの旅! 午後からはまたセロス家の愛弟子のドメーヌ(生産者)に行ってきま〜す!
Domaine Jacques Selosse & Hôtel Restaurant Les Avisés
59, rue de Cramant – 51190 Avize
Tél (33) 326 577 006
Fax (33) 326 577 007
執筆 Mayu
Mayu’sの美味しいフランス:
パリでフランス料理教室「Mayu’s Kitchen in Paris」を主催する料理研究家、野菜ソムリエ、フードアナリスト、出張料理人。料理教室では旬のBIO野菜を使ったオシャレでライトなフレンチ、ヘルシー和モダンを中心に教える。京都月桂冠フランス特派員。日本やフランスのメディアでも活躍中。
Mayu’s Kitchen in Paris: http://mayu-kitchen.com/
Facebook: https://www.facebook.com/MayusKitcheninPais