流行を追いすぎず、自分に似合うものを長く大切に着る——それはフランス女性のファッション哲学のひとつです。Sandro や A.P.C.、Maje などの多くのフランスブランドではアウトレットショップが運営されており、過去シーズンのアイテムを通常より抑えた価格帯で販売しています。「流行にとらわれず、本当に好きな服だけを選びたい」という方にとっては魅力的な存在です。この記事では、パリ市内のおすすめアウトレットショップ7店舗を住所付きでご紹介します。
フランスに根付く価値観とアウトレットショップ
フランスのファッション文化の根底にあるのは、「トレンドよりも自分らしさ、量よりも質」という考え方です。毎シーズン新作を買い替えるよりも、自分のワードローブに本当に必要な一着を見極める。その姿勢は、アウトレットショップの存在とも深く結びついています。
パリのアウトレットショップで扱われているのは過去シーズンのアイテムが中心ですが、デザインや素材の良さは変わりません。流行に左右されにくいベーシックなコートやニット、上質な靴など、ライフスタイルに寄り添う服も多く見つけることができます。
また、売れ残りを廃棄せずに循環させる仕組みは、エシカルで現実的なフランス流サステナビリティの一面でもあります。環境への配慮を特別視せず、「無駄にしない」ことを自然に実践する姿勢は、日本人にとっても共感しやすい価値観ではないでしょうか。価格を抑えながら、そんな思想や美意識を取り入れられるのも、アウトレットショップでのショッピングの魅力です。
おすすめアウトレットショップリスト
Sandro(サンドロ)SEVIGNE USINE
住所:26 Rue de Sévigné, 75004 Paris
都会的で洗練されたデザインが特徴のフランスブランド。仕立ての良いコートや上品なワンピースを多く取り扱っています。
A.P.C. (アーペーセー)Surplus
住所:20 Rue André del Sarte, 75018 Paris
「静かなフレンチ」を体現するブランド。高品質でベーシックなデザインのアイテムは、年齢を問わずに長く愛用することができます。
Zadig & Voltaire(ザディグ・エ・ヴォルテール)Archives
住所:22 rue du Bourg-Tibourg, 75004 Paris
レザーなどのロック要素と上質素材のバランスが魅力のブランド。甘さに偏りすぎない大人のカジュアルフレンチスタイルが叶います。
ba&sh(バッシュ)- Jour – Outlet
住所:10 Rue du Jour, 75001 Paris
リラックス感とフェミニンを兼ね備えたデザインが揃う、フランスの代表的なブランド。普段使いにもバカンスにもおすすめのアイテムが揃っています。
Jonak(ジョナック)Stock
住所:44 Boulevard de Sébastopol, 75003 Paris
歩きやすさとデザインを両立したフランスのシューズブランドです。高品質で、毎日履けるような一足をお探しの方におすすめです。
Maje(マージュ)- Paris 18 – Abbesses
住所:92 R. des Martyrs, 75018 Paris
ガーリーでトレンド感がありながら、上品な雰囲気も忘れない。絶妙なバランスが魅力のブランドです。仕事にも私生活にも使えるアイテムが見つかります。
Maison Kitsune(メゾンキツネ)Archives
住所:68 Rue Condorcet, 75009 Paris
キツネのマークがアイコニックで、ファッションだけでなくカフェも展開している人気ブランド。ベーシックなデザインに遊びごころを加えた、上質アイテムが揃います。
フランス流ショッピングを楽しむ
パリのアウトレットショップは、単なる「安く買う場所」ではなく、自分の価値観に合う服を選び取る場所でもあります。年齢や流行に縛られず、心地よく着られる一着を見極める——そんなフランス流の考え方に、ファストファッションが溢れる現在だからこそ、共感できる方も多いのではないでしょうか。パリでショッピングを楽しむ際には、ぜひアウトレットショップも選択肢に取り入れてみてください。
執筆 Yuzu












