7月30日(日)に信号設備の不具合によって発生した、パリの14区・15区にあるモンパルナス駅(Gare de Monparnasse)の大混乱は、不具合の発生個所が判明し修理が行われている現在も続いています。
不具合発生後、2日間ものあいだ原因を特定することができず、モンパルナス駅を発着するすべての電車にキャンセルや大幅な遅延が発生しています。休暇の為にモンパルナス駅を利用する多くの人が足止めされるなど、大きな混乱が生じています。
不具合は、パリの南部の郊外、ヴァンヴ=マラコフ駅(Gare de Vanves Malakoff)近くの信号機の電気設備の絶縁不良が原因と判明しました。現在も復旧作業が進められていますが、復旧するまでには、現地時間の水曜日の朝までかかるとみられています。また、引き続きダイヤに大幅な乱れが生じることが予想されており、完全にダイヤが復旧するまでにはしばらく時間がかかりそうです。
モンパルナス駅を利用する予定の方は、最新の情報を確認するようにしてください。
SNCF(フランス国有鉄道)のオフィシャルサイトはこちら⇒http://www.sncf.com/
執筆:Daisuke