パリ地下鉄 長期スト期間の定期代 本日より返金開始

2020.01.31
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パリ地下鉄定期代返金

1月31日(金)、年金改革に反対して12月5日から1か月半以上続いたパリ地下鉄(RATP)のストライキですが、損害賠償として12月の定期(Navigo)代の返金が行われることが決まり、本日より受付が開始されます。

 

返金申請は《専用オンラインサイト》にて、3月11日まで

返金されるのは昨年12月1か月分の定期代で、申請は専用サイトより3月11日まで可能です。

対象となるのは年間契約の定期(Navigo Annuel, Imagine’R)のほか、月々チャージする定期(Navigo Mois)、1週間定期(Navigo Semaine)、さらにシニア割引などの定期券です。一日券や行先指定のチケットは除外されます。(詳しくは専用サイトに根気よくアクセスしてご確認ください。)

返金額は1か月分の定期代相当で、例えば通常の大人料金の場合75.2ユーロ(約9000円)です。

年間契約の定期利用者は、2月15日までに返金申請を行うと翌月の定期代が引き落とされません。それ以降に申請されたものや、他の定期に関しては振込か小切手で返金されます。

300万人の利用者が殺到

この返金申請サイトですが、今朝9時の開始直後からすでにアクセスが多すぎて繋がらない状況になっています。パリ地下鉄の定期利用者は約300万人いるため、初日から申請が殺到しています。

利用者の一人が《(ストの)損害賠償請求サイトへアクセスが出来ないことに対する損害賠償サイトはいつできるの?》と皮肉たっぷりのツイートしているように、ストの「お詫び」返金の不手際への苦情も増えています。

 

2月6日(木)に8回目のデモ

今回の長期ストは一旦収束し、パリ市内の交通は平常運行に戻っていますが、組合側にとって年金改革反対運動は終わったわけではなく、1月29日(水)に第7回目のデモが行われました。

しかしながら、内務省(ministère de l’Intérieur)の発表によると、動員数はフランス全国で10万人程度と、前回の動員数(全国で約25万人)をはるかに下回っています。

そのため、来週2月6日(木)に行われる8回目のデモでは「組合側が動員数を増やすことができるのか?」が注目されます。

デモ当日は、治安維持のためデモ隊の行進ルート上にある地下鉄駅の一部が閉鎖されるなど、ダイヤに乱れが生じることが予想されます。現地にいらっしゃる方は事前に運行状況をご確認のうえお出かけください。

パリ地下鉄(フランス語)サイトはこちら

執筆: マダム・カトウ

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