パリに新しい交通システム誕生 無人バスがパリを走る

2017.01.25

1月23日(月)、パリで無人のシャトルバスの試験走行が始まりました。パリ東部の12区にあるリヨン駅(Gare de Lyon)と13区のオーステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)を結ぶ橋、 le pont Charles-de-Gaulle上の200mの専用レーンを時速7キロのゆっくりとした速度で走行しました。このバスは電気で動き、レーザーやカメラから周囲の歩行者や障害物をみずから検出して自動で走行することができます。
試験走行は、4月7日までのおよそ3か月間、毎日14時~20時に行われます。

RATP(パリ交通公団)の責任者エリザベート・ボルヌ(Elisabeth Borne)氏は、自動運転に伴う運転手の雇用喪失を補うため、新たな雇用を模索していく必要がある、と述べました。

近い将来、パリ近郊ではこの自動運転のシャトルバスが自宅とRER(首都高速鉄道網)の駅を往復する様子が見られることになるかもしれません。

執筆:Daisuke

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