フランスの携帯電話

2017.01.18

携帯電話

フランスの携帯電話は、電話番号が入った SIMカード(Carte SIM)を機種に挿入するタイプなので番号を変えることなく機種替えも簡単。他社間でもSIMロック有効期間を過ぎれば可能です。大手3社OrangeBouyguesSFRいずれもプリペイド式通常契約を取り扱っています。最近ではインターネット回線+インターネット回線を使用した電話+携帯電話のセット契約も。ライフスタイルに合わせて賢い選択をしたいものです。

 

プリペイド式  Mobicarte, Carte prépayée

通話料は高めですが短期間の滞在で、受信専用とすればお勧めです。チャージ料金により有効期間が決まっているので、チャージが無くなっても一定期間電話番号が保有でき、日本-フランス間を頻繁に往復する方にも適しているでしょう。機種は通常の携帯電話のみでスマートフォンは選べないようです。

《購入の流れ》
1. 各販売店で電話機+SIMカード(Carte SIM)を購入。インターネットサイトからも可能、後日郵送されます(要送付先住所)。
2. 利用開始。チャージがなくなったらプリペイドカードを購入。主に各販売店、タバコ屋Tabac、スーパーのレジ付近で購入できます。
3. SMSを送信しながらチャージする方法と、提示される電話番号にかけてチャージ番号を入力する方法があります。操作を3回間違えるとカードが無効になるので始めは操作を良く知っている人(販売店の店員など)にしてもらった方がいいでしょう。

 

通常契約  Forfait mobile

月額により、通話制限有無、SMS制限有無、インターネット制限有無、等様々な契約条件があります。いずれの場合も契約の条件として1年以上の加入義務が発生するようです。月額がお得なものほど2~3年加入を条件としていることもあり、途中解約は不可能、もしくは解約金支払を提示しているものもあるので慎重に選びましょう。

《購入の流れ》
1. 各販売店で電話機+SIMカード(Carte SIM)を購入。
インターネットサイトからも可能、後日郵送されます。
販売店で購入する場合も住所と身分証明書が必要です。
支払い方法を銀行引き落とし(Prélèvement)にする場合は口座番号RIBの提出も必要です。
2. 利用開始。月々使用明細が郵便もしくはメールで届きます。

 

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盗難、紛失に注意

盗難、紛失とわかったらすぐに電話会社へ連絡し、回線停止手続きをして警察に届けます。プリペイド式では使用機種もシンプルなものに限られているので損害もそれ程大きくなく、紛失の場合は治安の良い町では稀に善良な市民に拾われ返却されることもあります。
しかし通常契約でスマートフォンなどの機種が盗難にあった場合は、盗人はすぐに電源を切りSIMカードを取り出し売買しますのでまず返却は望めません。

 

あとがき

いずれにせよスマートフォンなどを手帳代わりに利用し、銀行カード暗証番号などを記入している場合は二次被害も予想されます。都心部で利用する際は特に、面倒がらずパスコード(電話利用前に毎回入力する暗証番号)の設定をしたほうがいいでしょう。

執筆 Ayako

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