15日(土)にゼニット・リール(Zénith de Lille)で第89回ミス・フランス2019決勝大会(Miss France 2019)が行われ、タヒチ代表のヴァイマラマ・シャヴェス(Vaimalama Chaves)さんが優勝しました。
このコンテストは、歌手で女優のリーヌ・ルノー(Line Renaud)さんが委員長を務める、年末の一大イベントです。
決勝進出は5名、海外県の出身者が優勢
ミス・フランスは地方選を勝ち抜いた12名の候補者から、選考委員による審査やスポンサーである民放局TF1視聴者による投票を経て、5名に決勝進出者を絞ります。
コンテストのテーマは毎年変わり、今年度は「ミス自身のショー(Les Miss font leur show)」でした。選考過程では容姿やスタイルだけでなく、教養なども問われる点がこのコンテストの特徴です。
決勝では毎年、フランスの海外県(départements et territoires d’outre-mer、通称DOM-TOM)出身者の活躍が目立ちます。今年度もタヒチ(Tahiti)、レユニオン(Réunion)、グアドループ(Guadeloupe)の出身者が決勝に進みました。
壮絶なダイエットを経て優勝したシャヴェスさん
シャヴェスさんはミス・タヒチとして今年度の決勝戦に残りました。5年前には体重が80キロあったというシャヴェスさんはダイエットに力を入れ、見事栄冠を手にしました。
現在23歳の彼女は、大学でマネジメントを学びながらジムのコミュニティ・マネージャーとして働いています。
様々な衣装で盛り上がるコンテスト
選考中にはキャバレーやボリウッド(Bollywood)の衣装や、伝統衣装などを纏ってのショーが行われます。
今年10月に亡くなったフランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナブール氏(Charles Aznavour)を悼み、舞踏会のロングドレス姿も披露されました。
執筆あお