フランスの最新の報道によると、早ければ来週月曜日から、タバコの価格が0.30ユーロ(およそ40円、1ユーロ132円計算)引き上げられます。2014年の年末にタバコ価格が凍結されて以来初めての価格上昇で、今後、2020年にむけて段階的に価格が大幅に引き上げられていきます。
市場の26%を占めるマルボロ(Marlboro)は、一箱7ユーロ(およそ923円)から7.30ユーロ(およそ963円)に、キャメル(Camel)は6.90ユーロ(およそ910円)から7.2ユーロ(およそ950円)に増額されます。最も安価なラッキーストライク(Lucky Strike)も6.80ユーロ(およそ897円)に増額されます。
アニェス・ビュザン保健大臣は来年の3月1日にタバコ価格を1ユーロ引き上げることを明言していて、今年の春先にはマルボロは8.30ユーロ(およそ1,095円)と、いよいよ1,000円を超える価格に達します。
今後、2019年と2020年にも大幅な価格引き上げがおこなわれる予定で、2020年にはタバコの価格は一箱10ユーロ(およそ1,320円)にまで増額されます。
愛煙家にとっては非常に厳しい時代がすぐそこまで迫っています。
執筆:Daisuke