アニェス・ビュザン(Agnès Buzyn)厚生労働大臣は、先週の木曜日の社会保障予算審議委員会で出されたフランス映画における喫煙シーンへの批判を受けて、「しっかりとした行動を望んでいる」と述べました。
ナディヌ・グルレ=セルトゥネ(Nadine Grelet-Certenais)上院議員は委員会の中で、「フランス映画の70%で、少なくとも一人以上が喫煙するシーンがある。」と述べ、更に「喫煙文化を助長し、青少年に喫煙の練習の場を与えているようなものだ」とフランス映画の喫煙シーンを強く非難しました。
ビュザン大臣は「しっかりとした行動を望んでいる。喫煙防止キャンペーンは機能していない。」と述べ、グルレ=セルトゥネ上院議員の発言を支持しました。
WHO(世界保健機関)は2016年初頭、18歳未満の青少年が喫煙シーンを見ることができる映画の放棄を主張し、大きな話題となりました。映画関係者は現在のところ、ビュザン大臣の発言に対して大きな反応をしていません。
映画の喫煙シーンも規制されることになると、ますます喫煙者にとって肩身が狭い時代がやって来そうです。
執筆:Daisuke