今朝パンが食べたくて、散歩がてらに近くのパン屋まで足をのばしてみた。
あいにく定休日だった。“Mince !”(しまった!)と思ったが、パンの誘惑が強かったから、“Je vais aller un peu plus loin en voiture !”(車に乗ってもうちょっと遠いところまで行こう)と決めた。
我が家の近辺ではパン屋が数軒ある。そういう面では日本(山形だけ?)がフランスに似てきた気がしなくもない。
フランス人も日本人もパンが好きだけど…
とにかく家に帰ってパンをいただきながらふと思った。こんなにパン屋がたくさんあって、日本人もパンが好きなんだな~、と。
そしてフランス人の知らない、アンパンという素晴らしいものまで作り出したではないか!
実に母国の同朋にも紹介してあげたいと思ったが、初めて日本を訪れたときを思い出した。あの時(10年前に遡るが)あんこの存在を認められなかった。ふむ、フランス人に食べさせるのは、まだ無理か。
なぜか、食べ物の好みというのは、子供の頃からの食生活によって成り立つのではないかと思う。日本人の友達が、私のトマトソースかけご飯を認めないのもそういう訳なのかもしれない。(おいしいのに・・・)
ところで、“あんこ”の訳は??
「あんこ」の上手な訳はあるだろうか。私は de la pâte de haricots sucrée としか言えない。しかし長いのでやや不満だ。皆さまはどうなさいますか。
執筆 Matthieu
※上記の日本語はMatthieu先生が書いたものに一部修正を加えたものです。
日本語が堪能なMatthieu先生は、レッスンでも日本語可能です。ぜひ一度お試しください。(スタッフ)