2026年1月13日(火)、昨年パリで生まれた赤ちゃんのファーストネームのトップ10が発表されました。
パリジェンヌのファーストネーム、トップは「アルマ」
2025年にパリ生まれの女の子につけられたファーストネームで最も多かったのは「アルマ」(Alma)でした。
聞きなれない名前ですが、10年前から人気がでてきて2020年から上位にランクインするようになりました。
ちなみに、パリのアルマ橋(pont de l’Alma)やメトロの駅、「アルマ・マルソー」(Alma-Marceau)は、クリミア戦争時の激戦地だったアルマ川にちなんで名づけられています。マルソーはその時の将軍の名前です。
2位は2024年にトップだった「ルイーズ」(Louise)、続いて3位は「オリヴィア」(Olivia)となります。
ソフィア(Sofia)は、前年の8位から一気に上昇し4位に、5位のイリス(Iris)と10位のローズ(Rose)は、2025年に初めてトップ10入りしています。
トップ10リスト
1.アルマ(Alma)
2.ルイーズ(Louise)
3.オリヴィア(Olivia)
4.ソフィア(Sofia)
5.イリス(Iris)
6.アデル(Adèle)
7.ガブリエル(Gabrielle)
8.エマ(Emma)
9.アリス(Alice)
10.ローズ(Rose)
パリジャンのトップは今年も「ガブリエル」、フランス全体でもNo.1
男の子の方は今年も「ガブリエル」(Gabriel)が1位でした。このファーストネーム、実はパリでは2019年からトップの座についています。
さらに「ガブリエル」は、全国の男子新生児に最も多くつけられたファーストネームなのです。過去10年間で実に5万750人ものガブリエル君がフランスで誕生しています。
ちなみに、この名前が以前に流行したのは、なんと1920年代で、その後2000年ごろから徐々に人気がでてきています。
1.ガブリエル(Gabriel)
2.ラファエル(Raphael)
3.アダム(Adam)
4.ルイ(Louis)
5.ノア(Noah)
6.レオン(Léon)
7.アルチュール(Arthur)
8.イザック(Isaac)
9.レオ(Léo)
10.オスカー(Oscar)
100年前にパリで流行ったファーストネームは?
1925年にパリで生まれた女の子に最も付けられたファーストネームは、マリー(Marie)、ジャンヌ(Jeanne)、ジャクリーヌ(Jacqueline)、マドレーヌ(Madeleine)、ドゥニーズ(Denise)、オデット(Odette)、スザンヌ(Suzanne)、ポレット(Paulette)、シモーヌ(Simone)、イヴォンヌ(Yvonne)です。
男の子は、ジャン(Jean)、アンドレ(André)、ピエール(Pierre)、ルネ(René)、ロジェ(Roger)、マルセル(Marcel)、ロベール(Robert)、ルイ(Louis)、アンリ(Henri)、ジョルジュ(Georges)でした。
近年、こういった古臭い?ファーストネームの一部が再び流行する傾向があります。
年別ファーストネームトップ10リストの楽しみ方
昨年や100年前のリストを見ても、周りにこういうファーストネームのフランス人はいない、と感じた人は多いと思います。
フランス国立統計経済研究所(インセ:INSEE)が出している年ごとの統計検索を利用すると、特定の年や期間、地域を指定して、新生児につけられたファーストネームのリストを出すことができます。
自分の生まれた年や、その前後10年で出してみると、自分の同世代の友人らのファーストネームがでてきます。
ちなみに筆者の生まれた年は、女子がシルヴィー(Sylvie)、カトリーヌ(Catherine)、イザベル(Isabelle)、ヴェロニク(Véronique)、クリスティーヌ(Christine)、ナタリー(Nathalie)、パトリシア(Patricia)など。
男子はフィリップ(Phillipe)、パスカル(Pascal)、エリック(Eric)、ティエリー(Thierry)、パトリック(Patrick)、アラン(Alain)、ディディエ(Didier)などで、「同年代にいるいる」と納得でした。
ぜひ、お試しください。
執筆:マダム・カトウ












