大西洋上のハリケーンとしては観測史上最強の「イルマ」が直撃した、カリブ海リーワード諸島のフランス領サン・マルタン(Saint Martin、オランダ領名はシント・マールテン)島では、5日たった今でも、商店を狙った略奪行為が相次いでいます。
アニック・ジラルダン(Annick Girardin)海外県・領土担当大臣は、「状況は制御下にあり、島民や商店の安全は保障されている。」と述べていますが、島民や貿易関係者によると、略奪行為は収まっておらず、商店経営者たちの恐怖は依然つづいています。
サン・マルタン島に滞在、もしくは渡航予定のある方は、現地の治安情報を常に確認し、身の安全を確保するように努めてください。
執筆:Daisuke