航空券を購入し、旅行の出発日を楽しみに待っていると、突然航空会社からメールが。「お客様の搭乗予定のフライトがストライキのためキャンセルされました」。
まさか!と思うかもしれませんが、実はよくある話なのです。特に日本とフランスを行き来する航空会社「エールフランス」は、ストライキの常習犯。私も実際に今年2016年の夏、ストライキが起きたためフライトの変更をしました。今回はフライトがストライキのためキャンセルされた時の対処法をご紹介します。
ストライキに巻き込まれないために
航空会社のウェブサイトをチェックする
ストライキを知らず空港で足止めされることを防ぐために、出発日が近づいてきたらこまめに航空会社のウェブサイトをチェックしましょう。航空会社がストライキを行う際は、事前にその期間や対応の仕方に関する情報を記載しています。
旅程を変更する
ストライキが行われることが分かった場合、その時点で旅程の変更が無料でできます。ストライキ最終日の翌日からフライトは通常運航されます。航空会社に直接電話する、もしくはウェブサイト上で変更が可能です。
旅程をキャンセルし、返金手続きをする
ストライキでフライトがキャンセルされる場合、その責任は航空会社にあるため、航空券の払い戻しが可能です。旅程の変更が難しい場合は、電話かウェブサイト上で返金手続きをしましょう。ただし、予約したホテルなどの代金の払い戻しは航空会社にはできません。
空港で足止めされた場合
空港に到着してからフライトがキャンセルされたことを知った場合、まずは情報と対応策を得るために航空会社のチェックインカウンターへ向かいましょう。場合によっては、係員が他の航空会社の便を提供してくれる可能性があります。
ストライキは起こり得る
上記の通り、ストライキでフライトがキャンセルされた場合の対処法は
A)チェックインカウンターで他の便の予約を取ってもらう
B)旅程の変更をする
C)航空券の払い戻しをする
のいずれかを選択することになります。航空会社のストライキは旅行者にとって大変迷惑なことですが、飛行機に乗る際はその可能性を念頭に置き、冷静に対応しましょう。
執筆 Mari