今日はモンペリエからちょっとエキスカーション。車で30分程のカマルグ湿地帯、そこでも特に有名なカマルグのお塩についてご紹介です。
手作業で作られるカマルグの塩
最近日本でも Perle de selペルルドセル(塩の真珠)の名前で知名度が高まりつつあるカマルグの塩、ご存知ありませんか?カマルグの塩田で海水を蒸発させ手作業で採取するという伝統的な手法を守って作られた自然海塩です。
Fleur de Selとは「塩の花」という意味で、一番最初に塩田の水面に現れた結晶であり、最高品質のものです。添加物が一切入っていない100%天然海塩。新陳代謝 や自然治癒力を高めてくれる天然の微量ミネラル=オリゴエレメントが豊富に含まれており、うまみがぎゅっと詰まったお塩です。もちろん我が家もこのカマルグのお塩を使っています。
乾燥したフランスなのに湿地帯!?と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは非常に地盤が低く、海水が溜まりやすい地形になっています。そして塩の沼が至る所にあり、フランスでもここでしか見られない渡り鳥、とくにフラミンゴが見られる所としても有名です。普通に国道から見えるんですよ!この肥沃な沼には鳥さんのご馳走がいっぱいのようです。そして彼らの集まる沼の近くに、白い砂山が・・。そう、この白い山がカマルグのお塩なのです。
あとがき
フランスのお土産に、カマルグのお塩はいかがですか?うちはいつも家族に頼まれていくつもスーパーで買って帰ります。日本の3分の一の値段で買えますよ!
執筆:Yasko