黒いダイヤモンド〜Truffe(トリュフ)〜

2016.11.09
トリュフ

さて今回は、「きのこ」についてお話したいと思います。
きのこはきのこでも「黒いダイヤモンド」と言う異名を持つ高級きのこと言えば・・・そう、皆さんもご存知のトリュフ(truffe)ですね!

 

黒いダイヤモンドの由来

南西仏の「Périgord」(ペリゴール)地方はトリュフが採れることで有名で、毎年11月にトリュフのみが売られるMarché(マルシェ、市場)が立つのです。気になるお値段はと言いますと、平均で1㎏/約4万円。最高で何と約8万円ほどにまで跳ね上がります!なるほど、「黒いダイヤモンド」の名を持つだけのことはありますね・・・。

ブタがトリュフを見つけるのはなぜ?

さて、トリュフの見つけ方ですが、訓練された「犬」または「ブタ」が大活躍!かつてはブタがよく使われたそうですが、トリュフを見つけると食べてしまうことがあるそうで、現代ではその心配が無い犬の方が好まれているとのこと(そりゃそうです!)。

ただし、犬はトリュフの香りを覚えるまで訓練しなくてはならないのに対し、雌ブタには全くその訓練は必要無いとか。というのもトリュフの臭いが雌ブタを強く惹き付けるオスブタのフェロモンの匂いと似ているからだそうです。ここ掘れワンワンならぬ、ここ掘れブーブー!?ですね(笑)

ブタとトリュフ

そして気になる調理法ですが、トリュフは大変高価で特有の「香り」が主になるため、大量に料理に用いることは無く、ステーキのソースに入れたり、フォアグラの風味付け、オムレツなどに少量入れるなどして頂くことが多いです。

最後に、皆さんにクイズです!このトリュフ、実は「動物の体のある部分」を意味するのですが、それはどこでしょう?

犬の鼻

①犬の鼻
②猫の鼻
③豚の鼻
④鹿のつめ

※ヒント:色・形をよく想像してみてください。

正解は…②番「犬の鼻」でした~!

 

あとがき

とても香り豊かなトリュフ「黒いダイヤモンド」! 皆さまもいつか機会があれば是非ご堪能ください。

執筆 Miki

 

 

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