えっ!会計前の商品をバッグに?フランスに来て驚いたこと~買い物編

2021.06.02
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買い物カート フランス
私がフランスでの生活を始めた当初、日本との違いに驚いたり戸惑ったりしたことがたくさんありました。今回はそんな中から、スーパーやマルシェなどで買い物をした際に印象に残っていることをお話しします。これを読みながら一緒に驚いたり楽しんだりしていただけると嬉しいです!

 

牛乳が常温コーナーに置いてある!

牛乳といえば、いつでもフレッシュ&要冷蔵!のイメージがありますよね? でもフランスのスーパーでは常温コーナーに牛乳がずらり。そう、フランスの牛乳は日本とは異なる殺菌方法(UHT滅菌法)のため、未開封でおよそ3ヶ月の常温保存が可能なのです。でも一度開封したら冷蔵庫での保存が必要なのでお気をつけください。

一方で日本と同じ殺菌方法のものも販売されていて、こちらは冷蔵コーナーに置いてあります。保存可能期間は冷蔵庫で1週間程度。

前者は白いボトルに、後者は透明のボトルに入っているので見分けもすぐつきます。どちらも美味しくいただけるので、2種類の牛乳を飲み比べてみるのも楽しいかも!

牛乳が種類別に色分けされている

朝からクロワッサンやパンオショコラを食べるなど、脂肪分高めの食事が当たり前のフランス人(*個人のイメージです)。ですがスーパーには乳脂肪分を抑えた牛乳が並びます。渡仏当初、みんなが手に取っている青いキャップの牛乳を選んでみたら、その軽い味わいに驚いたことを覚えています。このとき私は何も知らずに低脂肪乳を飲んでいたのです。

フランスでは、以下の3種類の牛乳が色分けされて当たり前のように並んでいます。

①Lait entier  全脂乳(赤いキャップ、またはラベル
②Lait demi-écrémé 低脂肪乳(青いキャップ、ラベル
③Lait écrémé  脱脂乳(緑のキャップ、ラベル

日本ではあまり深く考えずに全脂乳のものをチョイスしていたので、フランスに来て乳脂肪率の異なる牛乳がごく普通に分かりやすく並んでいることに驚きました。すっかり感化された私は、今では低脂肪乳を毎回選んでいます。

また豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクといった、近年注目を集めている植物性ミルク商品の品揃えが豊富なのも特徴的です。

ワインや乳製品の豊富な種類にもびっくり

どんなに小さなスーパーにもワインのコーナーはしっかりと設けられています。白、赤、ロゼ…たくさんあって選べないほどです。

そしてさすが酪農大国。牛乳のほかにチーズやヨーグルトといった乳製品の種類も豊富。特にチーズに関してはメーカーが出しているパッケージ商品のほかに、しっかりと温度管理されたチーズ専門コーナーが常設されていることも。

初めてのチーズとの出会いもたくさんあるので、そんな時は店員さんに「これは何? どんなふうに食べたら美味しい?」と質問しちゃいましょう。ワインとチーズがいかにフランス人の生活の一部になっているかを感じることができます。

 

精算前の商品を自分のバッグに入れてOK!

日本でも利用者が増えているエコバッグ。これはわたしたち日本人にとってはあくまで会計を終えた商品を入れるもので、会計前はスーパー備え付けのカゴなどを使うのが一般的ですよね? でもフランスでは、スーパーで手に取ったものをそのまま持参したマイバッグへとインしてOK! お会計の際にいったんすべて出して精算し、またマイバッグへと戻すのです。

万引きGメンに見張られていないかキョロキョロしちゃいそうですが、慣れてしまうとこれがまた楽なんです。でも日本ではまだやらない方が良さそうですね…。

プラ製レジ袋は禁止! エコバッグがとっても豊富

今や日本でもレジ袋は有料ですが、エコ先進国と言われるフランスでは2016年から使い捨てのプラスチック製レジ袋は禁止に。国民のほとんどが当たり前のようにマイエコバッグを利用します。

もちろんレジにはバッグを忘れた人のための袋も用意されていますが、それも各スーパーオリジナルの布やナイロン素材のものや紙袋など、基本的に繰り返し使えるものだけです。

なかでも大手スーパー MONOPRIX(モノプリ)のショップバッグはデザイン性も高く、シーズンごとに新作が出るので選ぶのも楽しいです。そのため私はフランスに来てからすっかりエコバッグ・コレクターに。いろんなタイプのものを集めています。

…分かっているんです。エコバックを集めすぎたらエコじゃないですね、気をつけます。

セルフレジが充実

ある程度大きなスーパーに行けばセルフレジは当たり前。スピーディーにお会計を済ませられるので、私も買い物量が少ない時は積極的に利用していますが、トラブルが多いのが玉に傷。同じ商品が二度お会計されてしまったり、バーコードが読み取れなかったり、機械が動かなくなったり。

そんな現状をお店側も把握しており、エラーが発生したらすかさず店員さんが登場! ぴぴぴっと素早く問題解決をして去っていきます。この時の店員さんは無愛想なことが多いですが、あまり気にしなくて大丈夫、忙しいので…。

もちろん店員さんがレジ打ちをしてくれるスーパーもたくさんありますよ。

 

野菜もお肉もお魚も量り売り!

フランスで多くの日本人が戸惑う「量り売り」。日本では適量がパック詰めされていて見た目でなんとなく選ぶことができます。お肉やお魚は特にそうですね。でもフランスでは特にマルシェとなると「どのくらい欲しい?何グラム?」と聞かれ、そのたびに「はて、何グラムかな」と悩んだものです。

お肉に関しては部位や処理方法なども含め種類が本当に豊富なので、ちょっぴり難易度が高い。なので私は渡仏当初、お店の人に「ステーキ用の牛肉がほしいです」とか「四人分のパエリアを作るから貝ください!」なんて具体的に伝えていました。どの店員さんも、優しく接客してくれますよ。

ただマルシェのみなさんは商売&営業上手。気がつけば予定にないものまでたくさん買ってた!なんてことも多いので、お気をつけて♡

野菜の個別包装はほとんどなし

マルシェはもちろんスーパーでも、陳列されている野菜や果物はほとんどが包装がされていません。基本的に棚やカゴの中にゴロゴロと入っています。初めは少し戸惑いましたが、腐っていないか、熟れ具合はどうかなど、状態をしっかり確認できるのがメリットです。袋や箱に入っていないので、ゴミも少なくて済みますね。

ちょっと傷んだ野菜も

BIO(オーガニック)のスーパーに行くとたまに目にするのが、明らかに傷んでしまっているお野菜たち。農薬を使っていない証でもありますね。以前近くにいた店員さんに「ねえねえ! 腐ってるよー」と声をかけたら、「本当だ! 捨てよう!」と笑いながら処分していました。そんなラフなところも素敵ですが、購入したものが腐っていたら残念なのでご注意くださいね。

※量り売り野菜の買い方などについては「フランスの野菜は量り売り!スーパーで戸惑わずに買う方法」もどうぞ。

 

セットの袋をビリビリあけて持っていく

たとえば1.5リットルのペットボトルを一本だけ欲しい場合、日本では普通はバラ売りされているものを買いますよね。でもこちらでは6本をビニールでまとめたセットもののみが置かれていて、バラ売りはされていないことがしばしば。そんな時どうするかというと、なんとペットボトルが梱包されているビニールをその場でビリビリ破いて一本だけ持っていくのです。

当初は「セットでしか購入できないのか」と思っていたのですが、ふと他のお客さんを観察してみると、戸惑うことなくビリビリ。少々強引に1本引っ張り出してレジへ。スーパーに並ぶ商品のビニールを破るという経験をしたことがなかったので、最初はワイルドな姿にかなり驚きましたが、今では私もすっかりワイルドです。

マイバッグならぬマイカートを持参してまとめ買い

私もそうですが、フランスに住むファミリーは週末に食材のまとめ買いをすることが多いです。そのため、一度に買う量は驚くほど多い!

マルシェでの買い物ではマイカートを持参する方も多いですし、スーパーマーケットよりさらに大きい郊外のハイパーマーケットに行くと、大人が2、3人乗れそうな大きなカートにこれでもかと商品を詰め込んでいるファミリーをよく目にします。特にクリスマス前のお買い物シーンは見ていて清々しいほど! フランスに来てからは私もまとめ買いが大好きになってしまいました。

他の買い物客に「あれとって」と言われる

これは私のフランスお買い物中あるあるなのですが、買い物中におばあちゃんやお子様に声をかけられ、高い場所にある商品や重いものを「取って」と頼まれるのです(ちなみに私は身長162cmです)。

日本ではあまりそういった経験はしなかったので最初は驚きましたが、気軽にお願い事をしてきてくれるフランス人のチャーミングさにいつもキュンとしてしまいます。私、いつでもなんでも取らせていただきます!

 

まだまだ新たな発見があるかも!

私がフランスでの買い物中に驚いたこと、戸惑ったことをまとめてみました。国が違えば文化も違うのは当たり前。そんな違いも楽しみながらお買い物をしてみると、新たな発見があるかもしれません!

それではÀ bientôt!

YONN

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